1. トップ
  2. ダイエット
  3. 【ダイエットの疑問】加齢による「ホルモンバランスの変化」がダイエットに与える影響って?

【ダイエットの疑問】加齢による「ホルモンバランスの変化」がダイエットに与える影響って?

  • 2025.3.20

「なんだか最近、同じ食事量なのに太りやすくなった…」 「運動しても昔ほど効果が出ない…」といった悩みを抱えていませんか?実は30代を過ぎると女性の体はホルモンバランスが少しずつ変化。その結果、ダイエットがうまくいかなくなることは少なくないのです。

加齢で変わる「ホルモンの仕組み」

30代に入ると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が徐々に減少していきます。エストロゲンは脂肪の蓄積と分布に関わるだけでなく、基礎代謝にも影響。減少することで「お腹周りに脂肪がつきやすくなる」「代謝が落ちて痩せにくくなる」という症状につながっていくのです。

また、ストレスホルモンのコルチゾールも年齢とともに影響力が変化。コルチゾールが増えると、むくみやすくなったり、お腹周りに脂肪がつきやすくなったりします。30代以降は仕事や家庭の責任も増えてストレスも増加しがち。これも体重管理が難しくなる原因の1つと言えるでしょう。

ホルモンバランスの変化に「食事で対応」

ホルモンバランスの変化に対抗するには、食事内容の見直しが鍵に。

まず意識したいのが「タンパク質の摂取量」。30代以降は筋肉量が年間1%程度減少するとも言われています。筋肉量が減ると基礎代謝も下がるので、各食事でタンパク質源を意識して取り入れましょう。

さらに「食べるタイミング」も重要ポイント。夜遅い食事は控え、朝~昼にしっかり食べる生活リズムに整えることで、ホルモンバランスの乱れを最小限に抑えられます。

ホルモンバランスを整える「効果的な運動法」

筋トレと有酸素運動を賢く組み合わせることで、ホルモンバランスを整えられます。

筋トレは成長ホルモンの分泌を促進し、代謝アップに貢献。週に2~3回、短時間でも良いので、特に下半身の大きな筋肉を使う「スクワット」などの筋トレが効果的です。

一方、ウォーキングなどの有酸素運動は、インスリンの感受性を高め、脂肪燃焼を助けますし、ヨガやピラティスなどはストレスホルモンを抑制するのに役立ちます。

年齢を重ねるとダイエットが難しくなるのは、単なる「気のせい」ではなく、ホルモンバランスの変化という理由も。でも、その変化を理解して対策すれば、理想のボディラインのキープが叶うでしょう。なので、“若い頃と同じ方法”ではなく、“今の自分にマッチする方法”でキレイを磨いていきましょうね。

元記事で読む
の記事をもっとみる