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【MLB】大谷翔平の今季1号が“物議”を醸す……米メディアが問題提起も、ファンからは「審判の判定は正しかった」の声殺到

  • 2025.3.20
SPREAD : 今季初本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は19日、東京ドームでのカブスとの開幕シリーズ「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」第2戦に「1番DH」で先発出場。5回表の第3打席に今季1号本塁打を放った。
本塁打となったボールに外野席のファンが触れたことで際どい判定となったが、リプレー検証の結果スタンドインとなった。
これに対し、米メディア『ヤフー・スポーツ』が問題提起。「ショウヘイ・オオタニの今季初本塁打、ファンがボールを妨害したとみられ物議を醸す」と題した記事を投稿し、約700件ものコメントを集め注目を浴びている。

■「議論の余地がどこにある?」コメント殺到

ドジャース3点リードで迎えた5回表。1死走者なしで大谷は2番手ネート・ピアソン投手の5球目99.1マイル(約159.4キロ)のフォーシームを捉えると、打球は大きな放物線を描いて右中間へ。フェンス際へと飛んだ打球はスタンドのファンがキャッチを試みて弾き外野へと落ちたが、リプレー検証の結果スタンドインとなった。
米メディア『ヤフー・スポーツ』は「ショウヘイ・オオタニは再び満場一致のMVP獲得に向け順調な滑り出しを見せた。(中略)シーズン初本塁打を放ち、すぐに昨シーズンの魔法を取り戻した……いや、本当にそうだったのだろうか?」と問題提起。
記事では米放送局『FOX』の実況アナウンサーとAJ・ピアジンスキーはリプレー検証の映像を見て、両者ともファンの手がボールに当たったとの見解を示したことを取り上げた上で、「それにもかかわらず、プレーはそのまま有効となり、大谷に本塁打を打たれ、ドジャースが6ー2にリードを広げた」と指摘。最終的に試合結果には影響しなかったものの、観客の妨害行為で二塁打になる可能性があったとことにも言及した。
しかし、「観客の妨害行為は審判の判断に委ねられる」と審判の決定は絶対であるとし、「カブスのファンはこの決定に失望したかもしれないが、それは野球の素晴らしい瞬間となった」と伝えた。
この記事に対し、現地ファンからは約700件のコメントが殺到。「何度も言ってきたが、もう一度言う。すべての球場はファンの手が届かないように設計されるべきだ」との声のほか、「ファンがボールに触れた瞬間にビデオを止めると、ボールが黄色いラインより上にあったことが分かる。つまり、ホームランだ。審判の判定は正しかった」「明らかなホームラン」「議論の余地がどこにある?」と本塁打で間違いないとのコメントが相次いだ。
大谷の開幕シリーズ2試合の成績は、8打数3安打1本塁打1打点で打率.375。今季1号を放ったのはシーズン開幕8打席目で、自身最速記録を更新した。好スタートを切った今季の打棒にも注目だ。

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