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【ONE OK ROCK】【星野 源】冬ドラマを華麗に彩る主題歌がリリース!

  • 2025.3.20

ドラマのために書き下ろされた主題歌たちは、ドラマが伝えたいメッセージがしっかりと詰め込まれていることが多々。今回はONE OK ROCKと星野源が手掛けたドラマ主題歌を紹介します!

歌詞とメロディに込められた メッセージの意味を感じて

1月から始まったドラマがそろそろ佳境を迎えます。物語が進むほど、ドラマに提供された主題歌たちは、その歌詞やサウンドが物語とリンクし、“こんな意味があったのか”と驚かされることも。今季、ドラマを鮮やかに、そして深く彩った主題歌を紹介します。 まずは、世界で活躍するロックバンドONE OK ROCK。彼らは日曜劇場「御上先生」の主題歌「Puppets Can’t Control You」を手掛けています。“エリート官僚”兼“教師”が権力に侵された日本の教育にメスを入れていくこのドラマは、御上先生がどうしてここまで教育へ執着するのか、そのバックボーンがしっかりと描かれ、今の社会を生きる人たちに警鐘を鳴らす問題作に。今作で彼らは、修復は不可能と歌いながらも、それでも挑戦しなければならないと熱く英語で届けていきます。決して勝つことができなくても、自分の正義は貫け、そう教えてくれるこの曲は、終始緊張感が漂い、叫びのような声が胸に突き刺さります。サビの混沌としたサウンドと、かき鳴らされるギター、ずっと響き続けるベースとドラムの低音に強く刺激され、“どうにか一歩を踏み出さないと”と思わされる力強い楽曲です。さらに、御上先生の声に戸惑いながら、正義を見つけようとする生徒たちの心境にもリンクするはず。 ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」では、変わりゆく医療現場に戸惑いながらも、芳根京子が演じるイマドキな研修医、まどかが同期の仲間たちと励まし合い、人生と向き合う研修期間の2年間を描いた成長物語となっています。今作の主題歌となるのは、星野源の「Eureka」。さまざまな苦難に立ち向かいながら、自分らしくいられる道を歩むまどかの心境とリンクしたこの曲は、聴くだけで優しく元
気をもらえる仕上がりに。決して押し付けることなく、わからないこともあるけど、きっとうまくいくと言ってもらえているようで、ホッとする人も多いはず。ぜひ2作品とも、ドラマと共に楽しんでみてください。

『DETOX』ONE OK ROCK

約2年半ぶりとなるニューアルバムには、多数のグラミー賞を受賞してきたRob Cavalloなどがプロデュースに参加。「Puppets Can’t Control You」のほか、映画『キングダム 代将軍の帰還』の主題歌「Delusion:All」、news zeroのテーマソング「Dystopia」などを収録。

ワーナーミュージック・ジャパン/初回限定盤¥4,400、通常盤¥3,300/発売中

profile:ONE OK ROCK
2005年に結成。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなパフォーマンスが彼らと同世代の若者の支持を得て、2007年にデビュー。その後の躍進はすさまじく、海外レーベルと契約をし、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーを成功させる世界基準のバンドへと成長。

「Eureka」星野 源

ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」の主題歌が、配信限定でリリース! 優しい太陽の光や緑のなかで、制作現場をそのまま撮影したMVからは、自然体でいながら、ポジティブで温かい雰囲気が届き、見るだけで前向きな気持ちに。仲野太賀もカメオ出演。

スピードスター/配信中

profile:星野 源
1981年生まれ。埼玉県出身。2010年に「ばかのうた」にてソロデビュー。2016年にリリースしたシングル「恋」が自身も出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌になり、国民的ヒット曲となる。その後は音楽家、俳優、文筆家としてさまざまな分野で才能を発揮。

※InRed2025年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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