妊娠後期になり安定期を迎えた私は、もうすぐ出産を迎える友人への出産祝いを購入しようとショッピングモールへ出かけました。しかし、レジを待つ間に体調が悪くなってしまい……。
体調が悪い……、どうしよう……
40代くらいの女性店員さんに相談しながら、無事出産祝いの贈りものが決定。お会計は20代前半くらいの派手なギャル店員さんが担当になりました。
店員さんの派手さに「ちょっと怖いなぁ……」と少しだけ不安な気持ちになってしていましたが、会計はスムーズに進行。しかし、会計している最中に、急に私の体調が悪くなってしまいました。休んで良いか聞きたいけれど、面倒くさがられたらどうしよう……。と思いながらも、勇気を出してギャル店員さんに店外で休みたいと伝えました。
するとギャル店員さんは「ここに座ってください!」とすかさずレジ裏から椅子を用意。さらに「おなか、大丈夫ですか? 落ち着くまでゆっくりしてくださいね」と、ずっと私の体調を気遣ってくれたのです。
そんなギャル店員さんのおかげか、しばらくすると体調も回復。「もう大丈夫です」と伝えると、また体調が悪くなったら遠慮せず近くのお店のスタッフに声をかけてほしいと、お店を出たあとの心配までしてくれたのです。
話を聞くと、ギャル店員さんのお姉さんも現在妊娠中とのこと。若い子には妊婦のことはわからないかもと勝手に思い込んでいた私でしたが、人を見た目で判断してはいけないな……と痛感。それと同時に、感謝の気持ちでいっぱいになった出来事でした。
著者:中川みかん/女性・会社員。マイペースな3歳の娘を育てるワーママ。自然を感じられる場所にプチ遠出するのが好き。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ベビーカレンダー編集部