ELLEgirlが注目する、次世代スターの魅力に迫る連載「今月の推し」。vol.43は、映画『白雪姫』で白雪姫のプレミアム吹替版声優を務める俳優の吉柳咲良(きりゅうさくら)さんが登場! 初の吹替に挑戦した本作の裏側や、俳優活動について、ファッションのこだわりなどについてインタビュー! 注目の若手俳優の素顔を深掘り。
INTERVIEW WITH SAKURA KIRYU
"赤い色のアイテムを取り入れることが多いです"
Q.普段のファッションスタイルは?
最近はスウェットやジャージが多いです(笑) パンツスタイルも好きで、ちょっとボーイッシュで古着っぽいテイストが今の気分。あとは赤い色のアイテムを取り入れることが多いですね。とにかく赤ばっかり。今日は白雪姫をイメージして、真っ赤なドレスを選びました。
Q.最近購入したファッションアイテムは?
最近はセットアップを買いました。あとは赤いブーツ! 今回公開される実写版の『白雪姫』は、白雪姫が赤い靴を履いていて、それに影響されました。赤いラメが沢山施されたショート丈のブーツを買ったので、たくさん履きたいです。
Q.この春挑戦したいファッションは?
この春は、これまであまり着てこなかったワンピースを取り入れたいです。今回プリンセス役を演じたということもあって、少し柔らかい雰囲気のワンピースを着てみたい。自分に合いそうなアイテムを探していきたいです。
"念願のプリンセス役は、気持ちを切り替えることに必死でした"
Q.白雪姫のプレミアム吹替版声優に決まったときの心境は?
いつかはプリンセス役を演じたいと思っていたので、今回携わることができて素直にすごく嬉しかったですし、まずはほっとしました。 やっと念願叶って、ディズニー作品に携われたというのは自分の中でかなり大きかったです。
実は昨年末にオーディションを受けていて、今年の年始に結果が出たんです。かなり近々で、合否についてもマネージャーさんから「受かったよ」とあっさり言われたので、とにかく「早くやらなきゃ!」という気持ちでした。アニメーション版の『白雪姫』をもう一度観直して、とにかく早く気持ちを切り替えることに必死でした。
Q.ディズニー作品はこれまで観てきた?
ディズニー作品は芸能界に入ってからより沢山触れるようになりました。この作品に参加する際に、「白雪姫はディズニー作品で最初に生まれたプリンセスで、初の長編カラーアニメーションなんだよ」と教えていただいたんです。 1937年という私が生まれるよりずっと前にできた作品で、それだけ長く多くの方に愛されている作品ってすごいことですよね。
Q.初の吹替で苦戦したところは?
レイチェル・ゼグラーさんが演じている白雪姫をなるべく崩さないように、そのニュアンスや距離感を汲み取りながら演じたのが大変でしたが、新鮮で楽しかったです。また、全体的に自分が思っている以上に声を張らないといけなくて、そこに苦戦しました。繊細な感情の変化を出すために、声を張った状態で声色を変える作業が吹替えならではの難しさだなと感じました。
Q.『白雪姫』のお気に入りシーンや見どころは?
白雪姫が森の中にたどり着いて、7人のこびとと出会うシーンはすごい可愛らしいので、観ていてとても楽しいと思います! 映像美もすごくて、映像体験としてとても楽しいものだと感じました。あとは、白雪姫の運命の人・ジョナサンとのシーンも胸キュンポイントですし、白雪姫が人間としてどんどん成長していく過程も見られるのがすごく面白いです。
私はラストシーンがとにかく好きで、音楽の凄さを感じた瞬間でした。最後までとにかく楽しめる作品になっていると思います!
Q.今後新たに挑戦したい役柄や、出演したい作品は?
今は本当に色々幅広くやらせていただいているので、その幅をもっと広げていきたいです。私のパブリックイメージとは全く異なる新たな役に挑戦したいですね。
Q.今年新たに挑戦したいことは?
これはずっと言い続けてるのですが、ラジオ番組をやってみたい! 話すことが好きなので、ファンの方に向けたお悩み相談室をやってみたいです。あとは哲学について話しあったり……。私一人で喋ると収拾がつかなくなるので、気を付けつつ……(笑)いつか実現できるように今はもっと頑張ります!
映画『白雪姫』
『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、ついにその“原点”に魔法をかける。ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』がミュージカル版として全世界待望の実写映画化。1937年に発表されてから今日に至るまで、ヒロインの白雪姫は“世界で最も長く”愛され続けているディズニー・プリンセスであり、純粋で美しい心を持つ彼女の魅力は、時を超えてさらに輝きを増す。誰もが優しさを求める今だからこそ、白雪姫はスクリーンに蘇る。ディズニー・マジックの原点であり、今なお世界中から愛され続けている『白雪姫』。この春、永遠のディズニー・プリンセスが世界中に魔法をかける!
監督:マーク・ウェブ
音楽:パセク&ポール
キャスト:レイチェル・ゼグラー(プレミアム吹替版声優 吉柳咲良)、ガル・ガドット(プレミアム吹替版声優 月城かなと)、アンドリュー・バーナップ(プレミアム吹替版声優 河野純喜 JO1)
公式サイト
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吉柳咲良(きりゅう さくら)/2004年生まれ。2016年、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリに輝き、芸能界入り。2017年にミュージカル『ピーター・パン』で、歴代最年少タイ記録の13歳でタイトルロールを演じ、デビュー。2019年に新海誠監督作のアニメ映画『天気の子』でヒロインの弟である天野凪の声を担当したほか、映画『初恋ロスタイム』ではヒロインを演じて映画デビュー。2024年にはデビュー曲「Pandora」をユニバーサルミュージックの社内レーベルVirgin Musicよりリリースしソロアーティストとしてデビューするなど活動は多岐にわたる。現在はTBS系日曜劇場「御上先生」に椎葉春乃役で出演中。
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