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石原さとみはワインレッドドレス、上白石萌音&齋藤飛鳥は優美な和装!第48回日本アカデミー賞ファッションを総まとめ

  • 2025.3.20

単館上映から大ヒットを果たしたインディーズ映画『侍タイムスリッパー』が最優秀作品賞を獲得し、幕を閉じた第48回日本アカデミー賞授賞式。今年も華やかな装いに身を包んだ豪華俳優陣が、笑顔でレッドカーペットに登場した。エレガントなブラックドレスやワインレッドのドレス、艶やかな和装など、それぞれの輝きを放ったスタイルをプレイバック!

【写真を見る】石原さとみ、ワインレッドのドレス姿で「元気です!」と報告。日本アカデミー賞を彩った華やかな装いを総まとめ

【写真を見る】石原さとみ、ワインレッドのドレス姿で「元気です!」と報告。日本アカデミー賞を彩った華やかな装いを総まとめ [c]日本アカデミー賞協会

第1子の産後復帰作として母親役を演じた『ミッシング』で優秀主演女優賞を受賞し、先日第2子妊娠を発表した石原さとみは、ベルベット調のワインレッドのロングドレス姿で登場。V字にカットされた胸元から、しなやかなフォルムのネックレスを光らせていた。会場では「元気です!」と報告しつつ、「産後復帰作で、娘を失った母親役は本当につらかったんですが、実際に子どもがいる、守るべき存在がいるということが、ポジティブに働いたなと思いました。奇跡的なタイミングで『ミッシング』という作品に挑戦できて本当にありがたかったです」と喜びを噛み締めていた。

満島ひかり、上白石萌音は艶やかな着物姿でレッドカーペットを歩いた [c]日本アカデミー賞協会

入江悠監督作品『あんのこと』の河合優実も、ワインレッドのドレスに身を包んでいた。ホルターネックのドレスに、耳や指に飾ったパールが美しいアクセントとなっていた。『九十歳。何がめでたい』の草笛光子は、ファーやスパンコールをあしらったゴージャスなホワイトドレス姿。ワインレッドのスーツ姿の内野聖陽によるエスコートでレッドカーペットに現れると、会場からもどよめきが起こる人気ぶりだった。『ラストマイル』の満島ひかり、『夜明けのすべて』の上白石萌音は、和装でのお目見え。満島はえんじ色の着物に金色の帯をキリリと締め、上白石は紺色に桜が舞う春らしい着物で笑顔を見せていた。

また司会を務めた安藤サクラから「映画が始まって、スクリーンでひかりちゃんが出てきて大興奮したんですよね。よっしゃー!って」と熱っぽく伝えられた満島が、「誰よりもサクラちゃんに褒められるのが…無理」と涙する場面も。満島は「めっちゃうれしい。すごい長いメールが来て、ラブラブラブラブって書いてあってハート型の絵文字がいっぱいあった」と続け、安藤も涙を浮かべるなど、友情と信頼で結ばれた2人の関係性がにじむ感動的な瞬間となった。

『あんのこと』で最優秀主演女優賞を初受賞した河合優実 [c]日本アカデミー賞協会

最優秀主演女優賞に輝いたのは、『あんのこと』で実在した女性をモデルに、コロナ禍によって運命を変えられていく主人公の杏を演じた河合だ。入江監督、共演者の佐藤二朗とハグを交わしてステージに上がった河合は、「信じられない気持ち。この会場にいること自体が夢のような想い」と打ち明け、「『あんのこと』は言葉では言い表せられないほど、自分にとって特別な作品です。長く俳優を続けていきたいと思っているんですが、そのなかでも自分の心に残り続ける、大切な作品になるんだろうなと思っています」と愛情を傾け、大きな拍手を浴びていた。

土屋太鳳、個性派の和装で登場!清原果耶&芦田愛菜はブラックドレスで笑顔 [c]日本アカデミー賞協会

また『八犬伝』で優秀助演女優賞を受賞した土屋太鳳は、青×赤の鮮やかカラーの着物姿を披露。裾からチュールや靴をのぞかせるなど、個性的なスタイルで会場の視線を釘付けにしていた。ステージでは、憧れの作品に飛び込めた感激と共に、新人俳優賞を得た9年前を振り返り、「司会をなさっていた西田敏行さんが『この賞を受賞した人は、助演や主演で戻ってくるんだよ。だからあなたもぜひ戻っておいで』と言ってくださって。前回主演女優賞をいただいた際にも『次は助演だね。助演って難しいんだよ。だけど、よかったらぜひ戻ってらっしゃい』と言ってくださった。その言葉で踏ん張ろうと背中を押してもらえた」と感謝を伝えていた。

山田杏奈、フラワー柄のドレス姿でお目見え [c]日本アカデミー賞協会

『正体』の山田杏奈は、フラワー柄のマーメイドラインのドレス姿で参加。すっきりとしたまとめ髪も、彼女のさわやかな印象にぴったりだった。『碁盤斬り』の清原果耶、『はたらく細胞』の芦田愛菜は、ブラックドレスをセレクト。清原はネックラインの刺繍やパフスリーブが美しいエレガントなドレス、芦田は胸元リボンとパールのイヤリングもキュートな出立ちで、レッドカーペットでは2人で笑顔を弾けさせるひと幕もあった。

吉岡里帆、リモート登壇で感無量の面持ちを見せた [c]日本アカデミー賞協会

最優秀助演女優賞に輝いたのは、『正体』で横浜流星演じる主人公を信じ続ける女性の機微を細やかに表現した吉岡里帆。能登半島地震復興祈念公演「まつとおね」の出演のため、リモート登壇となった吉岡は「この作品は私の人生にとって、とてもとても重要な作品になりました。チーム全員が心からいい作品を作りたいと思って、一致団結した時、手を取り合った時に、ものすごいパワーを発揮する。そういう映画に携わっていきたいと思っています。藤井組に出会えて幸せです」と幸福感を口にしていた。

上品な着物姿で展望を語った齋藤飛鳥 [c]日本アカデミー賞協会

新人俳優賞に輝いた『【推しの子】-The Final Act-』の齋藤飛鳥は、重めのぱっつん前髪に黒色の上品な着物姿で、レッドカーペットを歩いた。「私はかなり運がいいようです」と切り出し、「差し伸べられた手をつかむことを怖がらずに、支えてくれる仲間がいるということを実感して、私にできることに精一杯取り組ませていただけたらなと思っています」と未来を見つめていた。

ホワイトドレス姿で俳優業への情熱を口にした渋谷凪咲 [c]日本アカデミー賞協会

同じく新人俳優賞を受賞した『あのコはだぁれ?』の渋谷凪咲は、大胆にデコルテを見せたホワイトドレス姿。ふわりと花びらが重なったようなドレスで、「これまでアイドルとして活動していましたが、その時にお芝居に触れてその奥深さ、ものづくりの魅力に惹かれて、俳優の道を志すことを決めました」と回想。「これからも目の前のことに真摯に向き合って、無邪気に挑戦し続けたいなと思います」と誓っていた。

第48回日本アカデミー賞、豪華メンバーによるフォトセッション! [c]日本アカデミー賞協会

文/成田おり枝

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