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まだ5歳なのに「どうせ──」と諦めた息子。親の『ネガティブ口癖』がうつってしまい後悔

  • 2025.3.20

「どうせできない」が口癖だったA子さん。
ある日、自分の後ろ向きな態度が、大切な息子の性格に影響を与えてしまっていることに気が付きました。
それをきっかけに、ポジティブなママになることを決意し――。

「どうせできない」が口癖の私

私は5歳の男の子を持つ幼稚園ママです。

引っ込み思案な性格で、自分に自信を持てないことが悩み。
「どうせ私にはできないよね……」が口癖な自分を変えたい、と思いつつも、新しい挑戦や、困難を、つい避けてしまいます。

そんな風ですから、義家族と良いコミュニケーションを築くことや、以前から興味を持っていた韓国語の勉強などに、なかなか踏み出せないのでした。

息子への影響

ある日のこと、幼稚園から帰ってきた息子が、「〇〇くんがね、水泳を始めたんだって。とっても上手に泳ぐねって、コーチに褒められたんだって」と言ってきました。

どうやらそのお友達の影響で、息子も水泳教室に興味を持っているよう。
「それなら、一度体験に行ってみる?」と提案すると――。

なんと息子が、「ううん。どうせぼくにはできないから……」と、言うではありませんか。
私は思わず息をのみました。
それは、紛れもなく私の口癖。もじもじと自信なさげに困っている息子は。まるで鏡に映った自分のようでした。

私の消極的な言動や考え方が、知らず知らずのうちに大切な息子の心に深く影響を与えていたなんて。
言いようのない衝撃と後悔の念に襲われました。

ポジティブなママに

それから、私は自分の言葉遣いを見直し、できるだけポジティブな表現を使うよう、心がけました。

「お掃除しなくちゃいけないところがたくさんあるなぁ。でも、ママなら絶対できるよね! 頑張ろうっと」
「わぁ~、この荷物重いなぁ。でもママは力持ちだから大丈夫♪」

子どもというものは面白いもので、次第に息子も、「ぼくならできるよね! ママ、水泳の体験教室に行きたい」と言い始め、正式に習うようになりました。

まだ上手く泳げるわけではありませんが、毎日真剣に練習し、自分が少しずつ成長していくことに喜びを感じているようです。

そんな息子に、さらに触発された私は、ずっとやってみたかった韓国語の学習を始めることを決意。
努力を続け、今では簡単な日常会話を理解することができるようになりました。

まとめ

私たち大人が何気なく発する言葉や、日常での態度が、子どもたちの性格に大きな影響を与えることを、この一件で実感しました。
これからも、常にポジティブなママでいることを心がけたいと思います。

近々、韓国家族旅行を計画しています。
韓国語の実力が不十分でも、現地の方と積極的にコミュニケーションをとることが目標。
「ママみたいに頑張ろう!」と息子に思ってもらえたら、嬉しいです。

【体験者:30代女性・専業主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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