学期末になるとやってくる一大イベント、それは「子どもの通知表(通信簿)」。親に見せるだけでも子どもは緊張するものですが、意外と多いのが「孫の通知表を見せてほしい」という義両親からのリクエスト。成長を喜んでくれるのはうれしいものの、親としてはどこまで見せるべきなのか……と対応に悩んだり、モヤモヤを抱えていたりする人も少なくありません。どのような対応を取るのがベストなのか、SNSの声を探りました。
「成績が悪かったら、教育が悪いとか言われそうで…」
孫の通知表を見たがる義両親に対して、SNS上では「義実家が教育熱心だから、『通知表が見たい』って言われるようになった」「義母から当たり前のように『◯◯ちゃんの通知表見せなさい』って言われたんだけど、これって普通なの?」などの声が。
一方で「孫の成長を見届けたいのは分かる」「成績よかったら周囲に自慢したいんだろうね」「気になる気持ちは分からなくはないな」と、義両親の立場に共感する声も上がっていました。
しかし、「親族とはいえ、子どものプライバシーのことだから見せられない」といった否定的な意見も少なくありません。「子どもの成績を管理しようとしてる感じがして嫌だな」「小1の初通知表とかなら見せてもいいけど、恒例になるのは避けたい」「成績が悪かったら、教育が悪いとか言われそうで絶対無理」など、子育てに対して口を挟まれるのがストレスに感じてしまう人もいるようです。
また、通知表は“子どものもの”のため、「子どもに見せてもいいか聞いてOKなら見せるよ」と、まずは子どもに許可を取った上で判断するという意見も。その他には、「見せはしないけど『国語は5でしたよ』とか、よかった部分だけ抜粋して伝える」「算数は苦手だったみたいです~とか、ザックリした評価だけ言って逃げるかな」など、大まかな内容だけ伝えるという声も聞かれました。
子どもの性格によっては、義両親に通知表を見られるのがストレスになることも。無理のない範囲で上手に対応し、家族みんなが気持ちよく過ごせる関係を築いていきたいものですね。
あなたは、子どもの通知表を義両親に見せますか? それとも見せませんか?
オトナンサー編集部