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「痛いっ!」突然の足のつりに悩む50代。こむら返りの原因と対策を調べてみた結果【体験談】

  • 2025.3.20

更年期にいろいろな体の不調に見舞われていますが、私の中でしんどい症状の1~2を争うのが「こむら返り」。寝ているときに突然足がつり、目を覚ますこともしょっちゅう。その原因と対策について調べてみました。

熱帯夜をしのいだ明け方に突然足がピーン

再就職をしてケースワーカーとして働く私は、平日は徒歩と自転車移動がメイン。平均すると1日8,000歩近く歩き、自転車は2時間以上乗っています。健康的な生活でお金ももらえて一石二鳥。しっかり動いているから、夜もあっという間に夢の中。ストレスも多い仕事だから、睡眠は十分取りたい。寝ると嫌なこともすぐ忘れてしまいます。

なのに最近、寝返りを打とうとすると、足がピーンとつって動かないことが! おまけに不意打ちゆえか、ものすごく痛いのです。ビックリして目を覚ましてしまいます。この憎き症状は「こむら返り」。多いときは週2~3回起きることもあります。特に、夏の暑い日は頻度が多くて1日に数回起きることも。クーラーをつけて、適温で寝ているはずなのにどうしてなんでしょう?

こむら返りは中高年に起きやすい症状

体のあちこちにガタが来ている私は定期的に整骨院に通って、電気治療やマッサージを受けています。早速、整骨院の先生にこむら返りについて聞いてみると、「年齢的に仕方がないかな。中高年になるとよく起きるみたいです」とのこと。ガーン。

調べてみると、こむら返りは血液中の水分や塩分のバランスが乱れていたり、筋肉の疲労、冷えなどが原因で起こるそう。中高年になると筋肉量が減って、血行が悪くなり疲労もたまりやすくなるため、こむら返りになりやすいんだとか。エアコンをつけて寝ていると、朝方は冷えて夏に起こることも多く、冷えも原因なので、冬にもよく起こるようでした。

突然の痛みに飛び起きるのを諦めたくない私は、どうしたら治るかも調べてみると、水分やミネラルをしっかりとると良いようです。早速、寝る前に1杯のスポーツドリンクを飲もうと思ったのですが、疲れて飲む間もなく寝てしまうこともしょっちゅう。自業自得ですが、こむら返りを繰り返していました。

湯船に浸かることで予防し、マッサージで対処

私は布団に入って、テレビを見ながら寝てしまいます。電気がついていることもしばしば。いわゆる寝落ちというものですが、朝早く起きたい私にとってはテレビが目覚まし時計になり、起きたい時間に起きられる方法です。

だから、寝る前に何かやることはできないと諦め、ネットで調べて、しっかり湯船に入るのもこむら返りを防ぐようなので実践することに。夏は朝晩シャワーをするだけだったのですが、夜は湯船に入るようにしました。すると、こむら返りになる回数が減ってきました。冬の凍てつく日は温浴が期待できる入浴剤を入れて、湯船にしっかり浸かることもあります。

足がピーンとなったときの対策についてもネットで習得。以前はふくらはぎをガンガンたたいていたけれど、ふくらはぎ全体をやさしくマッサージ。血行不良もこむら返りの原因なので、くるぶしから太ももへ、やさしくなで上げて血行を促すようにしました。つま先をつかんですねのほうに引き、ゆっくり戻すを繰り返してふくらはぎの筋肉を伸ばすのもいいようです。

まとめ

こむら返りは一過性のものですが、頻繁に繰り返す場合は筋肉や神経、甲状腺の病気などの疑いがあるそう。何度も繰り返すようなら病院で診てもらうといいようです。そして、豆知識。こむら(腓)ってふくらはぎを意味するんですね。今の今まで知りませんでした。厄介な体を引きずりながら今日もなんとか生きています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:杉田 リエ/50代女性。大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされている。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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