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甘くみずみずしい味わい!新玉ネギと鶏肉のガパオライス

  • 2025.3.20
出典:シティリビングWeb

材料(2人分)

・新玉ネギ…180g(中玉約1個)

・鶏ムネひき肉…160g

・ピーマン…36g(約1個)

・フレッシュバジルの葉…8枚程度

・刻んだピーナッツ(無塩・素煎り)…大さじ1~2

・ゴマ油…大さじ1

・粗びき黒コショウ…少々

・目玉焼き…2つ

・温かい雑穀ごはん…1合分

(A)

・ニンニクすりおろし…8g(約1片)

・ショウガすりろし…8g(約1片)

(B)

・酒…大さじ1

・ナンプラー…大さじ1

・塩…指2本で2つまみ

作り方

1.新玉ネギは皮をむき、1㎝角に切る。ピーマンはヘタ、種を取り、1㎝角に切る。

2.フライパンにゴマ油を温め、鶏ムネひき肉を中火で炒める。色が半分ほど変われば、(A)を加えて香りがたつまで炒め合わせ、1を加えて中火で2~3分程炒める。

3.2の玉ネギが半透明になれば(B)を加えてひと煮立ちさせ、そのまま1分程度炒め合わせてから火から外す。

4.ちぎったバジルの葉を加えて全体を混ぜ合わせ、味見をして必要があれば調える。

5.器にごはん、4の順に盛りつけ、目玉焼き、刻んだピーナッツ、粗びき黒コショウをトッピングする。

ポイント

新玉ネギの栄養素は、普通の玉ネギと大きな違いはなく、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンB1、B2、B6、葉酸などが多く含まれます。

ほかにも、辛みのもとである硫化アリルは、消化液の分泌を促して新陳代謝を促進し、血液をサラサラにする効果が期待されます。硫化アリルは加熱に弱いので、新玉ネギを生食すると効率よく摂取できます。また、同じく新玉ネギに含まれるシクロアリインという成分は、血中コレステロールや中性脂肪を下げる効果が期待され、加熱することで増加します。

新玉ネギは普通の玉ネギに比べて水分が多く、みずみずしくて辛みが少ないので、食べ方のレパートリーが広がります。今回の調理では、新玉ネギを1㎝角と大きめに切ることで、甘くみずみずしい味と食感に存在感が出るようにしました。炒め時間はお好みで加減してください。鶏ムネ肉を炒めすぎないこと、ナンプラーを使うことで、パサパサしすぎず、味にコクとうま味がプラスされ、おいしくいただけます。乾燥バジルを使う場合は、少量を(A)に含めてください。

新玉ネギを選ぶときは、皮がパリッと乾燥してツヤがあるもの、ずっしりと重みがあり、実がかたくしまったものが新鮮です。

調理時間

約20分

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは

料理家 依藤 亜弓さん

大学院修了後、大阪あべの辻調理師専門学校に入学。フレンチ、和食の厨房経験を経て、異なるコンセプトで2つの料理教室を主宰。企業やメディアでのレシピ開発、商品開発も多く行う。

ヘルシーな地中海料理のメソッドをベースに、毎日続けられる体に優しいレシピを提案。

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