20世紀イタリア・モダニズムの巨匠の功績を辿る展覧会
東京ミッドタウン ミッドタウン‧ガーデンの21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 で、20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ‧ポンティの展覧会『ジオ‧ポンティの眼:軽やかに越境せよ。』が、2025年3⽉31⽇(⽉)まで開催中だ。
ジオ‧ポンティ(1891-1979)は、スプーン1本から⾼層ビルまでデザインし、部分から全体を統合的に捉える「眼」を備えていた。<ピレリ⾼層ビル>、超軽量の椅⼦<スーパーレジェーラ>は、薄さ、軽やかさを表現した名作として知られ、さらに近年、知られざる名作家具やプロダクトの数々が復刻され、巨匠の多⾯的な魅⼒が再評価されている。
本展では、ジオ‧ポンティ‧アーカイヴスの協⼒のもと、主にポンティがミラノ、デッツァ通りの⾃宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に⼤胆に導⼊されていたセラミックタイルの再現を通して、ポンティ独⾃の空間世界をインスタレーションする。また、1920年代〜1970年代までのプロジェクトのパネル展示、1920年代のリチャード‧ジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展⽰、フランチェスカ‧モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像『Amare Gio Ponti』も紹介される。
あなたも巨匠が残した名作デザインの新鮮な魅⼒に触れてみてはいかが。
◆ジオ‧ポンティの眼:軽やかに越境せよ。
Lo Sguardo di Gio Ponti: Attraversare i Confini con Leggerezza
【会期】3⽉31⽇(⽉)まで 10:00 – 19:00 / 休館⽇ 3⽉25⽇(⽕)
【会場】21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
(東京都港区⾚坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン‧ガーデン)
【入場料】無料