ケンカの後、たった一言「ごめん」で解決するのに、なぜか彼は口にしない…。そんな経験、ありませんか?実は、男性が謝れない背景には、女性とは少し異なる心理メカニズムが働いているのです。そこで今回は、男性が素直に「ごめん」と言えない理由を解説します。
プライドを守りたい
男性の多くは、自分の間違いやミスを認めることに強い抵抗感を持っています。たとえ頭では「自分が悪い」とわかっていても、きっと「謝る=敗北」という方程式が無意識に頭の中で成立してしまっているのでしょう。これはまさに自分のプライドを守りたいがための防衛本能です。
感情の嵐が収まるまで待っている
女性に比べ、男性は昂ってしまった感情をコントロールするのが苦手。怒りや不満が頂点に達すると、冷静な判断ができなくなり、「今、謝るべき」という選択肢すら見えなくなってしまうのです。そのため、謝るかどうかを決断する前に「まずは感情を落ち着かせよう」とする男性は少なくありません。
「謝る=問題全体の責任を負う」と誤解している
男性が謝らない理由の1つに、「謝る=全ての責任を負う」という誤解があります。要は謝罪してしまうと、問題の全責任を背負わなければならないと考えているのです。そのため、男性から「ごめん」の一言を引き出したかったら、「お互いに問題があったね」と責任を分かち合える雰囲気を作る必要があります。
どんな仲睦まじいカップルであっても時にはケンカになることも。そんな時は、男性がなかなか謝ろうとしない心理に理解を示してあげて、時には先に「ごめん」と謝ることで男性を素直な気持ちにさせることも必要ですよ。