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羊羹のようにねっとりした食感が特徴!アマテ農園の「天授柿」が発売中

  • 2025.3.19

糖度60度以上・重量80g以上!「アマテ農園」が、幻の高級大粒干し柿「天授柿」の販売を開始した。

まだ世に知られてない幻の干し柿

熊本県西部に位置する車で行ける島、天草市。その一部地域だけでひっそりと生産されている、まだ世に知られてない幻の干し柿、それが「天授柿」だ。

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アマテ農園の圃場[/caption]

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小ぶりな個体でもこのサイズ感[/caption]

農家の庭に植えられていた渋柿の木から突然変異で生まれた巨大な果実。手野地区ではその柿に特産品としての可能性を感じ、大切に守りながら品質の安定化に取り組んできた。突然変異で生まれ、品種が定義されていないからこそアマテ農園では厳しい独自基準を設け、糖度60度以上・重量80g以上の基準をクリアした個体だけを天授柿として届ける。

羊羹のようにねっとりした食感

天授柿は、糖度60度以上・重量80g以上の数字が最大の特徴だ。

常温や冷蔵での保管時は、白粉(柿の糖分が表面に出てくる状態)が吹き、赤から白く表面の色が変化していく。天授柿は通常の干し柿より水分量が多いため、羊羹のようにねっとりした食感に仕上がっている。

天授柿はサイズが大きく甘みも強いので、一口サイズにカットして食べるのがおすすめ。お茶請けとしてはもちろんのこと、干し柿に多く含まれるタンニンは二日酔いを和らげる効果があるため、、お酒のアテとしても相性抜群!

また同社は冷凍保存にて通年出荷が可能なため、年始だけでなく他の慶事にも対応可能。冷凍保存しても糖度が高く凍らないので、夏にピッタリの冷菓としても美味しく食べることができる。

ハレの日にぴったりな干し柿

干し柿は鮮やかなオレンジ色をしており、まるで太陽のような明るい色合い。日本の伝統的な価値観では、明るい色は喜びや祝福を象徴するため、ハレの日にぴったり。また、柿は「嘉来(かき)」とも呼ばれ、「嘉(よろこ)びが来る」という語呂合わせから縁起が良いとされている。

また干し柿は長期間保存できる食べ物であり、保存食としての役割を持つことから、豊作や家族の繁栄を願う意味が込められていた可能性があるという。干し柿が作られる過程(太陽の光を浴び、じっくり干される)も「天の恵みを受けた食べ物」として特別視されていたかもしれない。

さらに干し柿はとても甘く、砂糖の代わりになるほどの天然の甘さがある。甘さは幸福や満ち足りた生活を象徴し、ハレの日の喜びを表現する食べ物として適していたと考えられる。ふっくらと丸みを帯びた形をしており、その姿が太陽や金運を象徴すると捉えられていた可能性も。特に秋から冬にかけて作られるため、新年の祝いや収穫の感謝を込めてハレの日に食べる風習が生まれたと言われている。

地域によっては「柿(かき)」=「福を掻き寄せる」と捉え、縁起の良い食べ物として扱われており、結婚式やお正月などのハレの日にふさわしいと考えられている。

天授柿セットも販売中

生産者の「アマテ農園」は、農家の3代目として初めて干し柿の生産・販売を始めた。昔ながらの製法で柿本来の美味しさを最大限引き出した最高級干し柿「天授柿」づくりに取り組んでいる。

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単品(1個入)[/caption]

「天授柿」80g(1個入)の価格は、2,200円(税込)、90g(1個入)の価格は、2,700円(税込)。100g(1個入)の価格は、3,240円(税込)。

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天授柿セット(3個入)[/caption]

また「天授柿セット(80g+90g+100g/3個入)」の価格は、8,700円(税込)となっている。商品は、ECサイトにて販売中だ。

「天授柿」がいよいよ販売開始!熊本・天草が誇る天然の和菓子を、この機会にチェックしてみては。

アマテ農園|天授柿:https://amate-tenjyu-kaki.studio.site アマテ農園公式Instagram:https://www.instagram.com/amatenouen 販売サイト:https://amate.theshop.jp

(江崎貴子)

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