こんにちは。『野菜ソムリエ上級プロ』の久保ゆりかです。
お野菜、果物にまつわる食の情報をご紹介していきます。
親戚や友人宅への訪問などのときに用意したい“ちょっとしたもの”、何が喜ばれるかなと悩みますよね。
そこで今回は、私が自信をもっておすすめする「福岡生まれの手土産」を3つ、ご紹介します!
1:すっきりとした口当たりが魅力!高級感たっぷりなトマトの果実酒「若松の赭-WAKAMATSU no SOHO」(新風食研)
北九州市若松区で作られている『新風食研』の『若松の赭-WAKAMATSU no SOHO』(720ml/2,970円)。
実はこちら、トマトが原料の果実酒なんです! 『北九州市立大学』の学生たちが開発した商品としても注目を集めています。
原料は、地元若松区の特産品・トマトのみ。
市場に出回らない規格外のトマトを使用し、果実を皮ごと使う赤ワインの手法で作られています。
トマトのお酒といっても赤色ではなく、透き通った“黄金色”。
グラスに注ぐと高級感が漂い、特別な雰囲気を演出してくれます。
飲む前は、「少しクセがあるのかな」と思いましたが、クセはまったくなく、飲みやすいです。
ほのかにトマトの香りが鼻に抜け、すっきりとした口当たり。白ワインを思わせる香味で、少し甘めの味わいです。
もし「トマトは苦手」という人でも、これならデザートワインのような感覚で楽しめると思いますよ。
さまざまなお料理との相性も抜群です。
しっかりとした風味があるため、特に濃いめのお料理と合わせるのが良さそうです。
ほかにはない珍しい商品ですので、新しい味わいに出会いたい人にもおすすめです。
2:素材のおいしさが最大限に!とうもろこしが特に絶品「野菜ジャム3個ギフトセット」(久保山農園)
続いてご紹介するのは『久保山農園』の『野菜ジャム3個ギフトセット』(3,300円 ※のし・包装紙ありの場合は3,500円)。『まるごととまとジャム』『まるごととうもろこしジャム』『まるごと人参×スイートスプリングジャム』の3種類がセットになっています。
『まるごととまとジャム』の原材料は、トマト、オリゴ糖シロップ、レモン。
『まるごととうもろこしジャム』の原材料は、とうもろこしとオリゴ糖シロップ。
『まるごと人参×スイートスプリングジャム』の原材料は、オリゴ糖シロップ、人参、スイートスプリング、レモン。
いずれも、保存料や香料、増粘剤などは不使用。素材そのものの味を楽しめるのが魅力です。
私の特にお気に入りは、色鮮やかな『まるごととうもろこしジャム』。
福岡県筑前町で自社栽培しているとうもろこしを使用。
完熟メロンのように甘いとうもろこしを贅沢に使い、その甘み、旨みを最大限に引き出して作られています。
とうもろこしのつぶつぶ感を楽しめる、粗めのペースト。
素材そのものの味わいをしっかり感じられて、その程よい甘さがクセになります。
そのままパンやクラッカーにのせるのはもちろん、サンドイッチやケーキにのせるのもおすすめです!
この日はイングリッシュマフィンに合わせました。
軽くトーストしたイングリッシュマフィンに粒マスタードを薄く広げて、バターソテーしたほうれん草、ロースハム、トマト、そしてソース代わりに『まるごととうもろこしジャム』をたっぷりと塗り、サンドしました。
ジャムではありますが、程よい甘みが食事系のメニューにも相性抜群!
たっぷり使用しても罪悪感を感じませんよ。
3:アイデア次第でいろいろ活用できる!カリカリおいしい「米粉の笑笑(クスクス)」(米貴)
最後は、お米を炊かずにそのまま食べられるお米のふりかけ『米粉の笑笑(クスクス)』(70g/648円、150g/1,100円)。玄米で作った『玄米米粉の笑笑』(70g/648円、150g/1,100円)もあります。
「笑笑」と書いて、「クスクス」と読みます。
一般的な「クスクス」(=モロッコをはじめ世界の広い地域で食べられている“世界最小のパスタ”)の原料は小麦ですが、こちらは米のみで作られたもの。お米なので、グルテンフリーです。
お米をふりかけにするって面白い!
原料は、福岡県行橋市平尾台の麓で有機肥料を使用して作られた、残留農薬ゼロのこだわりのお米。
ふりかけとして使えるほか、お湯を注いで即席でおかゆを作ったりもできます。この日は、鶏肉とかぶのスープのトッピングとして『玄米米粉の笑笑』を使いました。今までありそうでなかった食べ方で、満足感のある食べ応え抜群のスープになりましたよ。
玄米胚芽に含まれる食物繊維、鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB1・B6・Eなどの栄養素を、手軽に補給できるのはうれしいですね!(※1)
ふりかけとして使うとカリカリ食感。スープなどにかけて水分を吸わせると、もっちり、とろとろとした食感に。とろみをつけるのにも使えます。
糸島野菜を使った彩りサラダにも使ってみました(この日は、『vege Labo(ベジラボ)』の野菜を使用)。赤と黄色のビーツやトレビス、緑大根、ベビーリーフ、蒸し鶏を使った一品です。
そのサラダのトッピングとして『笑笑』をパラリ。『笑笑』のカリカリとした食感が良いアクセントになりました。
お米そのものに風味があり味わいが豊かなので、粒状でもお米の甘みや旨みを感じられます。
このほか、ヨーグルトに入れたりパン粉の代わりに使ったりと、アイデア次第でいろいろな料理のアレンジに利用できるユニークなアイテム。手軽に栄養補給ができて保存が効くのも便利ですよ。
いかがでしたか? いずれもお取り寄せもできますよ(商品名で検索してください)。
お土産や自分へのご褒美にもおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。(文/久保ゆりか)
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