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父に「討ち入り」したい兄妹 しかし思わぬ“裏切り者”が!?

  • 2025.3.19
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が3月14日に放送され、「父に討ち入りをしたい」という兄妹の依頼を調査した。

【映像】兄妹の討ち入りの様子 裏切り者は!?

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「父に討ち入りしたい兄妹」は、山梨県の小学5年生の男の子(10)から寄せられた次のような依頼だ。

『突然ですが、僕はお父さんに討ち入りがしたいのです。なぜかというと、日頃の恨みを晴らしたいから。妹も同じ気持ちなので、一緒に討ち入りしようと言っています。武器は揃えましたが、他の準備はまだできていません。僕たちの討ち入りに力を貸してください』

「お父さんをボコボコにしたい」という兄妹。兄は歴史が好きで、「討ち入り」という言葉を使ったという。男手1つで育ててくれている父親だが、教育熱心で、各教科のドリルを毎日1ページずつさせられるそうだ。

作戦は、祖父にも協力してもらいお父さんをリビングに留まらせる、お父さんの帰宅から20分後に討ち入りをする、お父さんを倒した後に巻物を読んで思いを伝える、というもの。

父親が教育熱心になった理由を祖父に聞いてみると、「子どもの頃にもっと勉強しておけば違う道もあったのかな…という話はよく聞く。2人の子どものことしか考えていないので、自分が言うのもあれなんだけど、こんな父親はなかなかいないかな」とコメント。これに霜降り明星のせいや探偵は「明智光秀じゃないですよね?裏切らないですよね?」と疑い、子どもの依頼に乗ってくれるようお願いする。

甲冑を着た兄妹が家の外でスタンバイする中、父親が帰宅。それを祖父が出迎えて、「一杯やってるよ」とリビングに留まらせる。それから20分後、ホラ貝の合図とともに、兄妹とせいや探偵が飛び込んでいく。

しかし、リビングには父親の姿はない。みんなが呆気にとられる中、祖父は「2人の気持ちはわかるけど、息子の気持ちもよくわかるんで」と、まさかの謀反が発生。実は突入の直前、別の部屋に誘導していたのだ。

ただ別の部屋で父親の姿を発見し、討ち入りを果たす兄妹2人。柔らかい棒でひとしきり叩いた後、巻物を開き、「ドリルを1カ月に1週やらなくていい週をください。おばあちゃんの手伝いや料理を学びたいからです。お父さんのことを嫌いではありません。ドリルは僕たちのためにやっていることはわかっています。もしダメだったら、あと50回殴ります」(兄)、「眠い時に『集中して』と言ってくるのはやめてください。眠い時にやっても頭が働かないからです。でも、嫌いではありません」(妹)と、それぞれ読み上げた。

これに父親は「いいと思います。1週間やらない日を作って、違う親子の時間とかに使っていこうかなって」と回答。兄は「お父さんでよかった」の感謝を伝えられると、裏切った祖父に対しても「許す」という優しい心を見せていた。

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