日常に潜む「なにかがおかしい」を描く、結城真一郎による同名小説を実写映画化する『#真相をお話しします』(4月25日公開)。このたび、Mrs. GREEN APPLEの新曲「天国」が本作の主題歌に決定。あわせて、本ポスタービジュアルと主題歌入り最新予告が到着した。
【写真を見る】豪華キャスト陣の多種多様な表情を切り取った本ポスタービジュアル
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴とtimeleszの菊池風磨がダブル主演を務める本作。さらに、中条あやみ、岡山天音、福本莉子、伊藤健太郎、柳俊太郎、田中美久、齊藤京子、原嘉孝、伊藤英明ら豪華キャスト陣が顔を揃えている。あるビルの警備室で、パソコンの画面をのぞき込む2人の男は、あるチャンネルの生配信を待っていた。そこで明かされるのは、あらゆるゴシップの真相。有名人の裏の顔、世間を騒がせたあの事件の報道されていない真実…。スピ-カーに選ばれた者はとっておきの真相の暴露と引き換えに観衆からの投げ銭を獲得する、一世一代の大勝負が繰り広げられるいま一番ホットな場所だ。チャンネルが史上最大の盛り上がりを見せるなか、ついに警備室の男たちにスポットライトが当たり…。
このたび解禁されたのは、主演の大森が本作のために書き下ろした主題歌「天国」を使用した90秒の最新予告映像。視聴者参加型の生配信暴露チャンネル「#真相をお話しします」。 一攫千金を狙うスピーカーたちの衝撃的な暴露が続くなか、借金地獄の桐山(菊池)がスピーカー指名される。「これは僕の身に起こった本当の話です…」と真相を語るごとに増え続ける投げ銭。ついに借金地獄から抜けだせると喜んでいた桐山だったが、心を許していた友人の鈴木(大森)が突如として「次のスピーカーは僕です」と名乗りでる。唖然とする桐山を横目に、鈴木はある真相を語り始める。主題歌とともに映しだされるのは「あの子も殺されたんです」と神妙な面持ちで語る鈴木の姿や、桐山が鈴木に「殺しちゃ駄目だ!」と掴みかかる場面。重厚なシーンの連続から一転、最後は鈴木がこれまでの真相をあざ笑うかのように笑い、衝撃的な急展開で締めくくられる。
またあわせて本ポスタービジュアルも公開。こちらを真っすぐ見つめる鈴木の目元には涙が流れ、覗き込むような桐山の表情は、不安と緊張が漂っている。誰も知らない秘密を抱えている豪華キャスト陣の表情と合わせて、一体どんな「真相」が語られるのか、期待を煽るデザインとなっている。
最旬キャストによる熱演と新感覚の“大どんでん返し”が見どころの本作。気になる“真相”はぜひスクリーンで確かめてほしい!
<コメント>
●Mrs. GREEN APPLE(主題歌アーティスト)
「主題歌『天国』を書き下ろし、提供させていただきましたMrs. GREEN APPLEです。また本作では主演も務めさせていただいているのですが、主題歌を担当するものとしてまた違った角度で、観点で作品に向き合いました。『天国』というタイトルの楽曲を僕はもっともっと先の未来で描くと思っていましたが、このきっかけとタイミングの巡り合わせでこの度この楽曲が生まれることになり、なんとも感慨深いです。映画『#真相をお話しします』でこの曲が流れる意味、そしてこの曲が誕生しなければいけなかった意味、僕自身噛み締めながら大切にしていけたらと思っております」
●平野隆(企画、プロデュース)
「Mrs. GREEN APPLEさんとはこれまで、映画『青夏』で『青と夏』と『点描の唄』、映画『ラーゲリより愛を込めて』で『Soranji』をご一緒させて頂き、映画に深い彩りを与えて頂きました。ただ今回は主題歌をお願いするにあたり、2つの悩みがありました。一つは、映画の主役を大森元貴さんが演じられるということ。主題歌アーティストとしての強力なパワーが、役者としての彼の存在感を薄めてしまうのではないか、という危惧がありました。そしてもう一つは、様々な受け取り方のあるこの映画の観賞後感を主題歌を通してどのように収斂させていくか、ということ。それがクリアになったのは、大森さんのお芝居を初めて観た時でした。その魅惑的な芝居は私の杞憂を吹き飛ばし、本作ラストシーンから主題歌への流れを強烈に想起させてくれました。大森さんには、映画を見終わった皆さんがしっかりと前を見て劇場を後にできる楽曲を作ってほしいとお願いしました。映画はエンドロールの前に終わると思われている方が多いと思います。ただこの作品は、主題歌『天国』も含めて一つの映画となっています。それを是非劇場で確かめて頂ければと思います」
文/スズキヒロシ
※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記