Text by 井上大輔(編集部)
先日15日に行われたチェルシー対マンチェスター・シティの英女子リーグカップ決勝。
シティMF長谷川唯の痛恨オウンゴールによって、浜野まいか所属のチェルシーが2-1で勝利して優勝を遂げた。
両チームには6人もの日本人女子選手が所属している(長谷川、清水梨紗、藤野あおば、山下杏也加、大山愛笑、浜野)。
そして、この2チームが前代未聞の4連戦を戦う。
15日 チェルシー 2-1 シティ(リーグカップ決勝)
19日 シティvsチェルシー(女子CL準々決勝1stレグ)
23日 シティvsチェルシー(英女子リーグ戦)
27日 チェルシーvsシティ(女子CL準々決勝2ndレグ)
12日間で4度も同じ相手と戦うことは、サッカー界ではまずありえない…。
『BBC』によれば、チェルシーFWアギー・ビーバー=ジョーンズは「誰もが『これはクレイジー!』って感じだった」、DFニアム・チャールズも「超ユニーク。ファンはおもしろいだろうけど、選手としては相手が変わることに慣れている。でも、こうなった。それぞれの試合は別物」と話していたとか。
また、チェルシーのソニア・ボンパストル監督は「サッカーでは珍しいことだけど、本当に興奮しているし、楽しみ。すべての試合が違うものになる。3日後にまた対戦すると、すべてがフレッシュで、難しくなることもある。でも、それは両チームにとって同じ」と語っていたとのこと。
長谷川としてはリベンジのチャンスにもなるはずで、4連戦の結果に注目したい。