その日は、子どもと夫と一緒にショッピングモールへ買い物に行っていました。そのショッピングモールは義実家の近くにあり、帰りに顔を出そうということになったのです。しかし、私は気乗りしませんでした。なぜなら、義実家は私にとって耐え難い環境なのです。
初訪問時に起きたびっくり事件
結婚前に義実家へ初めてお邪魔したとき、私は大きな衝撃を受けました。部屋の隅に白い大きな塊を見つけたのですが、よく見るとそれはホコリの塊だったのです! さらにお手洗いを借りると、便器はカビだらけで、便座にも汚れが......。
どうやら義母は、掃除があまり好きではないようなのです。その後も犬のフンが床に転がっていたり、キッチンのまな板がカビで汚れていたり、不安になる出来事に度々遭遇してきました。
起きてしまったハプニング
そんな出来事があったので、私は義実家に行くのは気が引けました。その日も早めに切り上げて帰ろうと思っていたところ、事件が起きました。
義実家で飼っているミニチュアダックスフンドが、私の膝に上がってきて粗相してしまったのです……。
私は義実家でシャワーを借りることに。義実家のお風呂に入るのはこの日が初めてでした。お風呂場の扉を開くと、そこには衝撃的な光景が広がっていたのです。
どうしても受け入れられない出来事
バスタブと床はカビだらけ……洗面器も水垢にまみれていました。さらに「棚の上のタオルを使ってね!」と義母に言われたのですが、そこにあったのは、湿っていて明らかに使用済みのタオル……。
私はそのタオルを使う気にはなれず、子ども用に持ち歩いていたフェイスタオルを使うことに。帰宅後に夫から、義実家では1枚のバスタオルを家族全員で何日か使いまわしていると聞いて、ゾッとしてしまいました。
私がお邪魔する立場なので文句は言えませんし、人の衛生観念はそれぞれ違います。自分にとっての当たり前が、必ずしも普通なのではないと痛感した出来事でした。それ以来、遠出するときはタオルや消毒液を常備しています。
著者:佐藤梅/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。子育てに関する資格の勉強をしながら、在宅ワーカーとして働いている。趣味は、息子とピクニックに行くこと。
作画:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
ベビーカレンダー編集部