今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2025年3月20日(木・祝)~3月23日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。332万人(※2025年3月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『白雪姫』。
【写真を見る】『白雪姫』のイベントでレイチェル・ゼグラー、吉柳咲良の日米白雪姫が圧巻の歌声を披露
ミュージカルナンバーも最高!ディズニーの実写映画版『白雪姫』
ディズニー初の長編映画で世界初のカラー長編アニメーションを実写映画化した『白雪姫』が堂々1位に。『美女と野獣』(17)、『アラジン』(19)などの成功例に続き、本作にも映画ファンから熱い視線が向けられている。白雪姫役に『ウエスト・サイド・ストーリー』(20)のレイチェル・ゼグラー、女王役に「ワンダーウーマン」シリーズのガル・ガドット、監督を「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、『(500)日のサマー』(09)のマーク・ウェブが務めた。
雪のように純粋な心を持つ白雪姫は、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって支配された王国が、かつてのように人々が幸せに暮らす、希望に満ちた国に戻ることを願っている。ある日、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬する女王によって命を狙われた白雪姫だが、不思議な森の中で出会った7人のこびとたちや城の外へと誘ってくれたジョナサンに助けられる。
実力派声優キャストが揃ったプレミアム吹替版も話題の本作ということで、MOVIE WALKER PRESSでは、来日したゼグラーと、日本のプレミアム吹替版で白雪姫役を射止めた吉柳咲良らが登壇した来日プレミアムライブを取材。日米2人の白雪姫が圧巻の歌声で息ぴったりに劇中歌「夢に見る ~Waiting On A Wish~」を歌い上げ、会場を魅了した。
ほかにも吉柳や、女王役の月城かな、魔法の鏡役の諏訪部順一、7人のこびとのおこりんぼ役の津田篤宏、くしゃみ役の日野聡、てれすけ役の平川大輔、ねぼすけ役の浪川大輔など、プレミアム吹替版キャストが一堂に会したスペシャル・ミュージカル・イベントも紹介している。
2位はレイフ・ファインズの熱演が冴える、第97回アカデミー賞脚色賞受賞作『教皇選挙』
本年度の第97回アカデミー賞において脚色賞を受賞したレイフ・ファインズ主演映画『教皇選挙』が2位にランクイン。本作は新しいローマ教皇を選出するための教皇選挙“コンクラーベ”の内幕を描くミステリーで、『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガーが監督を務めた。ファインズが主人公のローレンス枢機卿を演じ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴーらが脇を固める。
原作は、英国の作家ロバート・ハリスの同名小説。カトリック教会の最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が死去し、ローレンス枢機卿(ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”を執り仕切ることになる。世界各国から強力な候補者たちが集まり、極秘の投票が始まるなか、ローレンスは舞台裏での陰謀、差別、スキャンダルなどに苦悩していく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発する!
MOVIE WALKER PRESSでは、「ハリー・ポッター」や「007」などの人気シリーズにも出演し、監督業でも活躍するファインズの多彩なキャリアを深掘りするコラムなど、様々な記事を紹介。第97回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたファインズの深みのある演技に観るものは息を呑む!
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は3月19日(水)まで。
3位はクズとワルのオンパレード!北村匠海、河合優実共演のミステリー映画『悪い夏』
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の同名小説を、北村匠海主演で映画化した『悪い夏』が3位となった。『嗤う蟲』(公開中)の城定秀夫がメガホンをとり、『ある男』(22)の向井康介が脚本を手掛けた。北村のほか、河合優実、窪田正孝、伊藤万理華らが出演。なお、北村と河合は、3月末よりスタートするNHK連続テレビ小説「あんぱん」でも共演する。
市役所の生活福祉課に勤める佐々木守(北村)は、同僚の宮田(伊藤)から「先輩の高野が生活保護受給者の女性に肉体関係を迫っているらしい」と相談を受ける。真相を確かめるべく、育児放棄寸前のシングルマザーの愛美(河合)の家を訪ねるが、高野との関係を否定する愛美は、裏社会とつながっており犯罪計画を実行しようとしていた。なにも知らない佐々木は愛美に惹かれるが、その出会いをきっかけに犯罪に巻き込まれてしまう。
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は3月19日(水)まで。
4位は高橋文哉と西野七瀬が犬と共演した感動の人間ドラマ『少年と犬』
馳星周が直木賞を受賞した同名小説を、高橋文哉と西野七瀬を迎えて実写映画化した『少年と犬』が4位にランクイン。飼い主を亡くして岩手県釜石からさまよってきた1匹の犬が、日本を縦断する旅路で出会った人々との心の交流を描く。高橋たちのほか、伊藤健太郎、伊原六花、柄本明、斎藤工らが出演。『ラーゲリより愛を込めて』(21)の瀬々敬久がメガホンをとった。
職を失った青年の和正(高橋)は、震災から半年後の宮城県仙台市で、飼い主を亡くした1匹の犬、多聞(たもん)と出会う。家族を助けるため、危険な仕事に手を出してしまった和正は事件に巻き込まれ、そのさなかに多聞は姿を消してしまう。時が経ち、多聞は滋賀県で暮らす悲しい秘密を抱えた美羽(西野)のもとで暮らしていた。そんな美羽の前に、多聞を追ってきた和正が現れる。
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5位はKoki主演、渡邊圭祐、綱啓永共演の『女神降臨 Before 高校デビュー編』
韓国の大ヒットWEB漫画をKoki主演で実写映画化した二部作の前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』が5位に。Kokiがヒロインの谷川麗奈役を演じ、渡邊圭祐、綱啓永と共演した。『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(14)のの星野和成が務めた。
地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、不登校になった麗奈は、メイクを学び努力して、誰もが振り向く女神へと大変身を遂げる。転校先で完璧な人生を再スタートさせるつもりだったが、ある偶然から謎多き同級生の神田俊(渡邊)にすっぴん姿を見られてしまう。口止めの代償として俊と主従関係になるが、さらに俊とある過去を共有するもう1人の同級生の五十嵐悠(綱)からも目を付けられる。
いまなら『女神降臨~』二部作のムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、抽選で「サイン入りポスター」や、映画の世界を家でも楽しめる「メイクミラー」が当たるムビチケ購入者限定キャンペーンを実施中(第1弾の応募期間は3月23日まで)。本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は3月19日(水)まで。
以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。卒業式や送別会も終わり、4月から新しい環境に身を置く方々も多いこの季節。今週も注目の話題作が目白押しなので、ぜひ週末は映画館へ行って、大好きな映画からパワーをもらっていただきたいです!
※Koki,の「o」はマクロン付きの「o」が正式表記
文/山崎伸子