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高橋一生主演『岸辺露伴は動かない 懺悔室』罪深き呪いの物語が垣間見える場面写真

  • 2025.3.19

高橋一生が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)から場面写真が一挙解禁された。

【写真を見る】幸福と絶望が絡み合う物語の一端が写しだす場面写真が到着

【写真を見る】幸福と絶望が絡み合う物語の一端が写しだす場面写真が到着 [c] 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 [c] LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家の岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。

高橋を主演に迎えてドラマ化された同作品は、2020年12月に第1期(第1話〜第3話)、2021年12月に第2期(第4話〜第6話)、2022年12月に第3期(第7話~第8話)が放送。その人気と反響を受けて制作された映画版第1作目となる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)は、ファンの熱狂により観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった。さらに、2024年5月にはドラマシリーズ最新作となる第4期、9話「密漁海岸」も放送された。

汚れた身なりをしたソトバ(戸次重幸)に、冷たい視線を向ける水尾(大東駿介) [c] 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 [c] LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

このたび劇場公開される『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品を実写化。ファンの間で屈指の人気を誇るエピソードを、邦画初となる全編ヴェネツィアロケを敢行し、史上最高スケールで活写する。

このたび解禁された場面写真には、本作を彩る登場人物たちの姿や、幸福と絶望が絡み合う物語の一端が写しだされている。ヴェネツィアに降り立った岸辺露伴(高橋)が路地裏でこの街の象徴である美しい仮面を拾い上げる姿をはじめ、露伴が訪れた教会の懺悔室で聞いてしまった仮面を被った男の「告白」から始まる罪深き奇妙な「呪い」の物語も映しだされる。汚れた身なりをした浮浪者ソトバ(戸次重幸)に、冷たい視線を向ける水尾(大東駿介)。怯えた浮浪者の表情には“絶望”がにじみ出る。ソトバから「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いをかけられ、次々と襲ってくる「幸福」から逃れて生きてきた水尾が、命をかけたポップコーンを使った試練に挑む姿もとらえられている。

ヘブンズ・ドアーを使ってマリア(玉城ティナ)を読む露伴(高橋一生) [c] 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 [c] LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

そして、仮面を通して露伴と知り合う美しき仮面職人マリア(玉城ティナ)の姿も。露伴の行く先々に現れる謎の男こと田宮(井浦新)と対峙する深刻そうな表情のマリア。さらに、ウェディングドレスを抱きかかえながら天を仰ぐ田宮を見つめる露伴の姿も。人の心や記憶を本にして読み、さらにヘブンズ・ドアーを使ってマリアを読む露伴。そこには、どんな過去が綴られているのか。さらに「岸辺露伴」シリーズに欠かすことができない存在である露伴の担当編集、泉京香(飯豊まりえ)は、今回も変わらずの明るさを振りまいている。手に持った帽子を大きく振って、真っ白い歯が印象的な男性と一緒にボートに乗って現れる京香の姿は、ヴェネツィアならではの場面だ。

シリーズの原点にして伝説的なエピソードとしてファンに記憶されている「懺悔室」を、ヴェネツィアの幻想的な街並みを背景に史上最高のスケールで映像化する本作。圧倒的な映像と極上のサスペンスをスクリーンで味わってほしい!

文/スズキヒロシ

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