ABEMAにて、タレントの田村淳と共同で衛星を打ち上げるプロジェクト「田村淳の宇宙チャレンジ」の模様を放送するとともに、最新の宇宙事業を学ぶ特別番組『田村淳と学ぶ「宇宙ビジネス最前線’25」』を、2025年3月25日(火)と3月26日(水)のそれぞれ夜8時より2日間連続で放送される。
「田村淳の宇宙チャレンジ」は、2023年に50歳という節目を迎えた田村の発案のもと、「ABEMA」と共同でオリジナルの人工衛星を開発、ロケットに搭載し打ち上げるプロジェクトです。このプロジェクトは2023年8月にスタートし、人工衛星が宇宙で行うミッションのアイディアコンテストを開催するなど、順調な滑り出しをみせたものの同年12月には予算や時間の都合で計画断念の危機が…。
この状況を受けて、田村は「この苦しい状況と僕たちの想いを、クラウドファンディングで視聴者に投げかけてみませんか?」と提案し、2024年にプロジェクトが再始動。田村の想いに賛同したみなさまの支援を受けて、ついにオリジナル人工衛星が完成、今年中にはアメリカで打ち上げが予定される段階まで漕ぎつけた。
様々な困難を乗り越えて、無事完成した衛星名称「Atsushi Space Challenge」。このたび放送する『田村淳と学ぶ「宇宙ビジネス最前線’25」』では、プロジェクトの軌跡を振り返るとともに、「人工衛星放出」という最終目標達成まで目前に迫った田村の想いに迫る。ほかにも、本プロジェクトの関係者や宇宙産業界からゲストを招き、最新の宇宙事情や日本の宇宙ビジネスの現在地についてトークを展開する。
特別番組放送に際して、田村は「宇宙に挑戦できる時代に生まれて嬉しい」とプロジェクトへの想いを語り、「宇宙の魅力や面白さを知っていただき、実は自分たちの生活と宇宙は身近にあるんだと思ってくれたら良いなと思います」と本番組の見どころを語った。(※一部抜粋、リリース下部にコメント全文掲載)
田村淳コメント全文
ーー改めて衛星完成!今までを振り返ってみてどうですか?
道のりが長かったなと思いますね。プロジェクトが終わることを何度も覚悟しました。「宇宙って遠い場所だったんだな」「気軽に『やりたい!』って手を出していい場所じゃないんだな」と何度も思って、何度も諦めたんですけど、僕の諦める気持ちよりも、周りの人の『諦めない』という思いによって、プロジェクトを継続できたことに感謝したいです。
ーーついに、4月に人工衛星を載せたロケットが発射。小さい頃の思いも含めて心境はいかがですか?
最初にアニメ『機動戦士ガンダム』で宇宙を意識し始めて、そこから宇宙はアニメや漫画で楽しむものだと思っていました。だけど、自分たちの衛星が宇宙に放たれて、地球の軌道を周回するということを考えたら、すごくロマンがあります。宇宙に挑戦することができる時代に生まれたことも嬉しいなと思います。まだ人工衛星が打ち上がっていないから安心はしていないけど、僕たちがやれるところまでできているので、発射を見守りたいなと思います。
ーープロジェクトを応援してくださっている視聴者に向けて一言お願いします。
どうなるか分からず、スケジュールが後ろ倒しになる中でもあたたかく見守ってくださることに感謝しかありません。この番組を通して、宇宙の魅力や面白さを知っていただき、自分たちの生活と宇宙は意外と身近にあるんだと思ってくれたら良いなと思います。