人材派遣を行うR＆G（さいたま市）が、「学校で必修になってほしい科目」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。
調査は2024年12月24日から同月27日、20代以上の全国の男女を対象にインターネットで行われました。計499人（女性327人／男性172人）から有効回答を得ています。
2位は「社会人になってから大切さを強く感じる」科目
3位は「AI関連」（8.8％）でした。AIの発展に伴い、これからの社会ではAIを活用する力が必要になると考えている人が多く、回答者からは「AIをうまく使いこなせるかどうかで、生活や仕事での格差が出てくると思うから」（50代以上男性）、「これからの世代は望むか否かに関係なくAIと付き合わなければならない。基本的なAIの利用方法やリスクについてきっちりと理解している必要があると思うから」（30代男性）といった声が寄せられたとのことです。
2位には「ネット・メディアリテラシー」（25.9％）がランクイン。大人でも誤った使い方をしている場合もあるからこそ、早い段階での学びが求められているようで「フェイクニュースの存在や、いろいろなアプリ、snsを使う際の注意点など、教えて身に付けさせる必要があると感じます。大人でもわかってない人がいるので、学校できちんと学んでほしい」（40代女性）、「何でもかんでもネットワーク上に投稿すればいいとか、承認欲求のゆがみなどによって迷惑行為やモラルの欠けた行為がよく見られるようになった。教育が必要だと考える」（20代男性）といったコメントがあったということです。
そして、1位は「お金関連（金融・投資・経済・税）」（46.7％）でした。お金に関する知識がないことで、大人になってから困っている人が多く「社会に出てから『知らないと損をする』ことが多すぎる気がします」（30代女性）、「税金や投資、社会保障など生きてい行く上でお金は必須なのに、そこは個人任せにしているような気がするので必修になればよいと思うから」（40代男性）などの回答が集まったとのことです。
調査結果を受け、同社は「税金や投資、社会保障などは生活に欠かせないのに、学校では教わらず、自分で学ぶしかありません。『知らないと損をする』ことが多く、実際に後悔している人も多くいました。だからこそ、早いうちから学ぶことが大切だと考える人が多いのでしょう」とコメントしています。
オトナンサー編集部