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佐々木希“紗智子”も絶句…渋谷凪咲“麗奈”のモンスターとしての壮絶な始まり<地獄の果てまで連れていく>

  • 2025.3.19
誠(井上祐貴)から麗奈(渋谷凪咲)の過去を聞く紗智子(佐々木希) (C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会

【写真】対応に追われるゆうき(吉澤閑也)の話を聞く紗智子(佐々木希)

佐々木希が主演を務める「地獄の果てまで連れていく」(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系※一部地域を除く/TVerにて配信)の第10話が3月18日に放送。誠(井上祐貴)によって麗奈(渋谷凪咲)の初めての殺人が明かされた。(以下、ネタバレを含みます)

主人公が挫折と葛藤を繰り返す、命懸けの復讐ドラマ

本作は、主人公の橘紗智子(佐々木)が、整形して家族を殺した悪魔のように非情なモンスター・花井麗奈(渋谷凪咲)に近づき、破滅へと追い込む命懸けの復讐を描く。

麗奈の夫・花井誠を井上祐貴、インフルエンサーでもある麗奈のマネジャー・飯田ゆうきを吉澤閑也(Travis Japan)、麗奈の父で犯罪社会学者の黒川稔を板尾創路が演じる。

麗奈の初めての殺人が明かされる

「母親を殺してもらいました。麗奈に」。誠の衝撃的な告白を聞き、ぼうぜんとする紗智子。

その後、誠が知る“麗奈の初めての殺人”が明かされた。

カブトムシをちぎって稔に「この社会で生きていく資格はない」と怒られた幼い麗奈と、母親に虐待され、「話しても何も変わらない」と言葉を発することを拒否するようにもなっていた誠。偶然公園で出会い、急速に距離を縮めた。

そんなある日、誠が虐待されるのを目の当たりにした麗奈は、誠がいない間に家を訪れ、誠の母親を手にかけたのだった。誠は自分の家から出てきた麗奈を目撃していたが、警察に問われても、言わなかった。

麗奈がラストで見せた不穏な笑顔

「そのままフタをして、忘れたつもり」だった誠だが、娘が生まれてしばらくして、誠の母親の命日をアカウント名にしたSNSを見つけた。麗奈は、それを裏アカウントとし、初めての殺人を犯して以降の弱い自分、隠したい自分をそこに吐き出していた。それを読んで、更生するのではないかと信じていたのだという。

そんなとき、その裏アカに新たに画像が投稿された。高校時代に紗智子を刺し、火をつけた音楽室にあったグランドピアノの画像だ。紗智子と誠は、2人が通った高校に向かう。

そのころ、麗奈は娘を連れて、いまは廃虚になっている音楽室にいた。泣きだした娘を落とそうとして「あんたとの腐れ縁もここまでだよ」と言い、「別にあんたも生まれたくて生まれたわけじゃ…」と続けたところで、ふと幼いときのことがよみがえった。

「勝手に生んだのそっちじゃん。誰が化け物だよ」という幼い日の麗奈の叫び。稔に“化け物”と恐れられた自分のことだ。

自分の指をぎゅっと握る娘の姿に複雑な表情を浮かべた麗奈は思いとどまった。ピアノを弾きながら、涙をこぼす。ところが、紗智子と誠が来たと分かるとニッコリと不敵な笑みを浮かべた。

モンスターながら、自分でも抑えられない衝動に内面では揺れ動いていた麗奈が明らかになったものの、最後の笑みにはゾッとさせられた。何度もゾッとさせられるからこそ、モンスターなのだが、鳥肌が止まらない。

視聴者からは「やっぱ怖いわ」「サイコパスな笑顔怖すぎる」という感想が上がりつつ、「誠が何をしようとしてるのか読めなくて不安」「過去は分かったけど、結末がどうなのかは分からない」と次回、3月25日(火)放送の最終回に期待が高まっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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