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【漫画】息子が「アタマジラミ」感染 家族総出の“駆除大作戦”に「勉強になります」

  • 2025.3.19
漫画「大流行・頭シラミがやってきた!」のカット(ハルマンガさん提供)

アタマシラミの対策に苦労したエピソードを描いた漫画「大流行・頭シラミがやってきた!」(全3話)が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。

息子が通う保育園から、「アタマシラミ」が流行しているとのお便りが。母は予防のため入浴後にドライヤーをかけようとするのですが、嫌がる息子と日常の忙しさから、つい「大丈夫だろう」と油断していました。しかし保育園から電話で…。読者からは、「うちもなりました!」「勉強になります」などの声が上がっています。

アタマジラミが流行するとはまったく考えておらず

この漫画を描いたのは、カカさんです。Instagramで息子「はーくん」のエピソードを漫画にして発表しています。また、別アカウントでは保育園の連絡帳に描いた1コマイラストの掲載もしています。カカさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのはいつごろからでしょうか。

カカさん「2019年です。息子が保育園へ通うようになり、その連絡帳にイラストを描き始めました。やがて連絡帳だけでは収まらないような、育児をしていて感じたこと、残しておきたい思い出やさまざまな気持ちを形にしたいと思い、次第にページが増え、漫画というスタイルになりました。

Instagramは、自分自身の思い出のアーカイブになっています。また、漫画化することで出来事を振り返り、『どうしてはーくんはそういうことを言ったんだろう』『どうしてそういう行動をしたのだろう』と、改めて考えて気付きを得ることもあり、息子への理解も深まっている気がします」

Q.保育園からお便りをもらうまでは、アタマシラミについてどのような認識でしたか。

カカさん「戦中、戦後の衛生面が整えられない環境での出来事だと思い込んでいました。現在の日本で流行することがあるなんて、みじんも認識していませんでした!」

Q.保育園では、何人ぐらいアタマシラミになっていたのでしょうか。

カカさん「園からの発表はなかったのですが、そういえば坊主にした子が何人か…。外遊びでもないのに帽子をかぶった子が何人か…。その当時、気付いただけでも、クラスに4~5人はいたように思います」

Q.「撃退大作戦」のとき、はーくんはドライヤーやシャンプーを嫌がりませんでしたか。

カカさん「ドライヤーに慣れさせてこなかったことを後悔しました。でも、『今は頭に虫がいて、しっかりドライヤーをしないと、いなくならずにもっと増えてしまうんだよ』としっかりと言い聞かせると納得してくれたようで、イヤイヤながらも我慢してくれるようになりました。ドライヤーの時間が少しでも楽になるように、脱衣所に椅子を置き、座ってドライヤーができるようにもしましたね。

元々シャンプー嫌いで、いつも『早く流してー!』というはーくんなので、シャンプーとクシも『5分間』という長さに最初は手こずりました。でも、当時、保育園で流行っていた曲の『はいよろこんで』を流しながらシャンプーすることで、耐えられるようになりました。2回曲を流すと、だいたい5分になるので…」

Q.ママとパパもしっかり対策していましたか。

カカさん「はーくんのアタマシラミが発覚してすぐに、全員でシラミ取りシャンプーとクシをしました。その後も頭皮、頭髪のチェックは欠かさずやっていました。

3人一緒のベッドで寝ていたので、シーツ、カバーなどの洗える寝具は毎日洗濯、布団乾燥機も毎日を徹底しました。これが一番大変でした!また、洗濯の時間も増えた上に、お風呂の時間が長くなることで、それ以外の家事も圧迫されました」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

カカさん「過去に、同じ経験をした人たちからの共感の声が多かったです。また、私と同じように『現在もシラミが流行るなんて!』と、アタマシラミは過去の出来事だと思っていた人もいらっしゃいました。

この漫画は、今までにないくらいたくさん保存していただいたので、いつか誰かの役に立てていればうれしいです。もちろん、経験しない方が良いですけどね(笑)」

オトナンサー編集部

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