「ウチの夫に限って不倫なんかするわけない……」そう思いこみ、夫を信用しきっている既婚女性は多いはず。しかしそんな夫への信用は、いとも簡単に裏切られることも……。今回はそんな夫に裏切られた妻の話を紹介します。
あらすじ
40歳の主人公・透子は実家の花屋を切り盛りする兼業主婦。幼馴染の夫・考平とは結婚して15年近くたつ。考平とは仲が悪いわけではないが、完全にマンネリ。そして、家のことを全然やらない考平に、不満が募っていた。
そしてある時から考平の休日出勤が増え、なんとなく違和感を覚えた透子。一瞬考平の浮気を疑ったものの、「面倒くさがりで出世欲もない夫を相手にする女性なんかいるはずがない」と思い、その疑いを頭から消した。
しかし、若い女から連絡があり、考平の浮気が発覚。そして浮気相手はあろうことか、自宅に現れた。「女として終わってますね(笑)」「一刻も早く旦那さんと別れてください」と、余裕の表情で話しかける浮気相手に対し、必死で怒りを抑える透子。
そして透子は、考平に対し浮気を問い詰めることはまだせず、しばらく泳がせてみることを決意する。
見どころ
夫の浮気の証拠が次々と…
浮気の証拠を得るため、考平のスマホをこっそりのぞき見した透子。そこで、想像以上に生々しい浮気相手とのメッセージや画像を目の当たりにし、ショックを受けることに……。しかし今後のことを考えて写真におさめ、証拠を残した。
ただの出来心じゃない!?
証拠をたどった結果、1年以上前から浮気していることが発覚。「ただの出来心」ではなく、れっきとした不倫関係だと確信し、こんなに長い間裏切られ、そのことに気付かなかったことに愕然とする。
浮気相手が店を訪れ
そんなある日、浮気相手が花屋を訪れた。「人の男に手を出すな」と言う浮気相手にただただ困惑する透子。
夫の浮気は確定したものの、いまだに夫に浮気を問い詰められず、誰にも相談できない辛い状況に置かれている透子。平凡ながら幸せだった家庭が音を立てて崩れていく展開に、目が離せません。