保育参観は、普段見られない子どもの様子を見られる貴重な機会。
しかしママ友グループのおしゃべりの声が大きすぎて参観に集中できない事態に。
その時、園長がとった行動とは!?
筆者の友人F子が体験したエピソードをご紹介します。
待ちに待った保育参観→予期せぬ事態に
普段フルタイムで働いている私にとって、我が子が保育園で過ごす様子を見学できる保育参観は貴重な機会です。
いつも楽しみにしていて、今回の保育参観も張り切って有給を取って参加することに。
しかし参観当日、一部のママ友グループが教室の後方に固まっておしゃべりを始めました。
最初は小声だったものの、だんだんと大きな声に。
盛り上がって噂話まで始め
「あのお家って実はね……」
「えー、うそ!」
と、聞きたくないのに耳に入ってきて不愉快な気分に。
せっかくの参観なのに→モヤモヤが募る
「せっかく休みまで取って見に来ているのに」
とモヤモヤ。
他のママが
「ちょっと静かにしてもらえると嬉しいな」
と穏便に注意し、一旦は「ごめーん」と落ち着きましたが、少し時間が経つとまたおしゃべりを始め、声のトーンも元通りに。
子どもたちが歌の練習をしている時も、関係ない話で盛り上がり「アハハ!」と笑い声を立て、子どもたちも気になって集中できない様子でした。
園長先生がピアノの手を止めて!?
その時、ピアノの伴奏をしていた園長先生が演奏を止め、ママ友グループに向かって一言。
「皆さんの声で、子どもたちが集中できていません。おしゃべりを続けるなら、一度退出をお願いしてもよろしいでしょうか。この場にふさわしい行動をお願いいたします」
私は心の中で「よくぞ注意してくれました!」と拍手喝采。
注意されたママ友たちはバツの悪そうな顔で「すみません」と謝り、やっと静かになりました。
保育参観は、子どもたちの様子を見られる特別な日。
ママ友に会えて嬉しいのはわかりますが、決してママたちの懇親の時間ではありません。
子どもたちのためにも、周囲に配慮できる行動を心がけたいものですね。
【体験者:30代・主婦、回答時期: 2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。