故人が庭に隠した“宝物”を求めて、その家族、親戚、同級生たちが大捜索！ バラエティ番組『探偵！ナイトスクープ』（ABCテレビ）に協力してもらい、電磁波地中探査レーダーや重機を投入したが、宝物が出てくる気配は全くなく……!?
【動画】祖父の宝物を探したい孫、実は「今回の依頼が通った時点で……」 大捜索後のハプニングにスタジオ一同爆笑
『探偵！ナイトスクープ』に依頼したのは、鹿児島県在住の33歳の男性。依頼者の亡き祖父は酒好きで、自宅の庭によく焼酎の一升瓶を埋めていた。焼酎は、長期間埋めると非常においしくなるからだ。生前に祖父は、掘り起こした数本の焼酎を家族と飲んだ際に、「88歳の米寿の記念で飲みたいから、そのときに残りの焼酎を掘り出してほしい」と、依頼者たちに頼んでいた。しかし、祖父は約束の直前で亡くなり、今も眠っている焼酎の在処は誰もわからない。
一升瓶が埋まっている庭は、広大で草木だらけ。おまけに依頼者は、埋めた場所を「全然思い出せない」という。そこで依頼者の家族、親戚、同級生たち合計12人が助っ人として登場したが、焼酎の「し」の字も出てこない……。ついには建設業者まで現れ、電磁波地中探査レーダーや重機を投入したが、見つかったのは空のビール瓶や看板だけ。地中から何かが出てくるたびに、依頼者たちは一喜一憂で大騒ぎし、結局1本も見つけられないまま夜を迎えた。
諦めムードが漂っていたとき、依頼者の姉が、とある場所を掘ってほしいと建設業者に頼んだ。そこはレーダーの反応がなかったが、重機が掘っていくと……なんと、一升瓶を3本も発見！ その場にいた全員が歓声を上げる中で、依頼者は感極まって涙し、遺影の祖父に「じいちゃん～見つけた！」と報告した。
大捜索を終えた依頼者は、祖父の遺影に焼酎を供えつつ、家族、親戚、同級生、建設業者、『探偵！ナイトスクープ』の探偵・石田靖と献杯。その場にいた全員が、「おいし……！」「甘い」「角が全然ない」「優しい（味わい）」などと感激し、笑顔になった。なお、この感動的なVTRは、『探偵！ナイトスクープ』3月14日放送回で紹介された。