もし、わが子の結婚式で親戚からのご祝儀が相場と比べて極端に少なかったら……どう思いますか？ 「あまり祝う気持ちがないのかな」「呼んでほしくなかったのかな」など、いろいろと勘ぐってしまいそうですよね。これは結婚式のご祝儀に振り回された、ふたつの家族の物語です。
【エピソード】
カヨコさんの息子リクヤくんが結婚したのは3年前のこと。招待した義弟家族のご祝儀は、なんと大人4人で5万円……！ カヨコさんは「なんて非常識なの」と憤慨し、それ以降は義弟夫婦と関わるのをやめました。しかしそれから3年経って義弟の娘モエさんが結婚することになり、義弟の妻ナツエさんから連絡がきました。ナツエさんはリクヤくんへのご祝儀が少なかった事情を打ち明け、あらためて謝罪してきたのです。「当時包めなかった分を出産祝いに上乗せする」と言われ、カヨコさんたちは受け入れることにしたのでした。
金額より大事なもの
【編集部コメント】
非常識なご祝儀の金額に怒りを感じ、一時は義弟夫婦との関係を絶つまでになっていたカヨコさん。しかし根底にあったのは「お金の問題」ではなく「気持ちの問題」。事情を打ち明けて謝罪してくれたことで、義弟一家に感じていたわだかまりは解けたようです。ここまでいろいろとありましたが、モエさんの結婚式の日には笑顔の親戚関係に戻ることができました。カヨコさん一家もナツエさん一家も、みんなが幸せそうで良かったですね！
※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。