こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。
今回は、「トイレ」の片付け方をご紹介します。隙間時間にすぐできる簡単な片づけなので、思い立ったらすぐに始めましょう。
「トイレ」のこんまり流片づけ方法
トイレは置く物が限られていてそんなに散らかることがない場所なので、「特に困っていない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、限られたスペースだからこそ、表からは見えない収納など細かな部分まで一度徹底的に片づけることが大事なのです。
こんまり流の片づけ方をおさらいしましょう。
（1）片づける物（今回はトイレ用品や掃除道具）を全て出します（全出し）。
（2）1つずつ手に取り、ときめく物（＝必要な物、これからも使い続けたい物）だけを選んで残します。
（3）収納する場所（定位置）を決めます。
STEP1：全出し
まず、トイレに置いている物を全て出します。
一般的によくある物は、トイレットペーパー、生理用品などの衛生用品、シート・ブラシ・洗剤などの掃除用品など。それに加えて、トイレマット、飾り物、ディフューザーや芳香剤などを置いている家庭もありますよね。
とにかく1つも残さず、全部の物を出してください。
STEP2：ときめく物だけを選んで残す
全出しが終わったら、ときめく物（＝必要な物、これからも使い続けたい物）だけを選んで残します。
このときのポイントは、1つずつ手に取って判断すること。
たとえばわが家の場合、トイレマットを置くか置かないかで悩み、考えた結果、マットがあったほうが落ち着くということで置くことに決めました。しかし、“ときめき”がなくならないよう、こまめに洗濯することをルールにしています。
ほかにも、飾り物を置いたとして、いくらそれがステキな物でもホコリをかぶってしまっていては台無しです。物を置くからには、「全ての物が掃除対象になる」ということを考えた上で、残すか手放すかを決めてみてください。
そして、掃除用品などの消耗品も、次回の買い物から“ときめき”を軸に選んでみてください。「安いから」といろいろな種類を買うのではなく、「使うものはこれ！」と決めることで、なんだか気持ちよく掃除がこなせるようになったり、ストック管理が楽になったり良いこと尽くしです。
STEP3：全部の物に定位置を決めて収納
残す物を決めたら最後に収納です。
まずは床周り。きれいを保つにはこまめな掃除が必須なので、できるだけ床には物を置かず掃除しやすさ優先にしましょう。
次に備え付けの棚などの収納の中です。扉が付いていれば見えない場所ですが、こういうところにこそ、こだわって収納を考えてみましょう。
わが家では、トイレットペーパーや掃除用品を収納していますが、買ったパッケージのまま置いている物はありません。
正直、詰め替えの手間などはかかりますが、扉を開けた時にその空間が整っているというのは想像以上に気持ちが良いものです。
詰め替えずに商品丸ごと、カゴなどに入れる方法もおすすめですよ。
そして、気をつけたいのが生理用品。いくら家族だからといって、そのまま見える状態で置くのは避けたいもの。これもカゴに入れるなどして、見た目には目立たないよう、そしてさっと使いやすい収納にしましょう。
トイレは小さな空間なので、ちょっと気分転換に片づけできる場所です。それに毎日使う場所だからこそ、片づけをしてきれいを保ちたいですね。ぜひ、やってみてください！（文／安部綾子）
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