【写真】“どさくさ作戦”で聖人(北村有起哉)に思いを打ち明ける愛子(麻生久美子)
橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第24週「家族って何なん?」では、結(橋本)が勤める病院に田原詩(大島美優)という名の栄養失調の少女が入院してくるところからスタートする。(以下、ネタバレがあります)
栄養士となったヒロイン・結の奮闘を描く
「正直不動産」シリーズ(NHK総合)や「監察医 朝顔」シリーズ(フジテレビ系)の根本ノンジが脚本を担当する「おむすび」は、“ギャル魂”を持つ平成元年生まれのヒロイン・結が食で人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティー”。
第24週は、病院に入院してきた田原詩という少女と、愛子の話を軸に家族について描いた内容となっている。
歩の提案した“どさくさ作戦”の結果は?
18日放送の第117回では、愛子(麻生久美子)が結と歩(仲里依紗)に「糸島に移住したい」と聖人(北村有起哉)に言い出せずに悩んでいると打ち明けるところからスタート。
これに対して、歩は「わかんないじゃん! お父さんに言ってみたら?」とギャルマインドで回答。「どさくさに紛れて言うしかなくない?」と提案した。
歩の提案通り、父が機嫌がいい時に「2人で糸島に移住しない?」とさらっと言ってみた愛子。しかし、聖人は「どさくさ紛れで何言うてんねん! 行くわけないやろ」とコメント。早々に話を打ち切られてしまった。
そんな中、栄養失調の少女・田原詩は病院を抜け出そうとしていた。それに対して、結は「美味しいもの食べたら、悲しいことちょっとは忘れられるけん」とプリンを勧める。しかし、詩は一口食べて「食べても悲しいこと忘れられないんだけど」と一言。
これを聞いた結は「食べることで少しでも前を向けるって、ずっと信じてきたので」と栄養科長・塚本(濱田マリ)に相談。すると塚本は「みんなそう思っているよ」となだめた。
花のけがに翔也は…
一方、仕事中、急に翔也(佐野勇斗)から電話が。その内容は娘・花(新津ちせ)がけがをしたというものだった。結果として、人体の損傷はしておらず、関節の内出血が完治すればサッカーも続けられるとのこと。結と翔也は安堵の表情を浮かべた。
しかし、病院の診断が終わると急に姿を消した花。そこで初めて詩と出会ったのだが、詩は「夜になったら病院を抜け出す」と一言。これを聞き、花は戸惑いの表情を浮かべるところで放送は終了した。
今回の放送に視聴者からは「花ちゃん、サッカー続けられてよかった」「詩ちゃんどうなっちゃうんだろう……」などの声が。さらに、愛子の告白を受けての聖人の行動を見て「お父さん、糸島に移住しなさそうだな」などの反響も集まった。