せっかく距離が縮まってきたママ友でも、ふとしたことがきっかけで疎遠になってしまうこともありますよね。
今回は筆者の友人が『さすがにあれは自分勝手な酷い言葉だと思ったの』とため息交じりに話してくれた、ママ友とのトラブルエピソードをご紹介します。
ママ友と公園へ
これは、息子が3歳になり保育園でクラスが変わったころの出来事です。
子ども同士が初めて同じクラスになって遊ぶようになり、少しずつ関わるようになったママ友のA子。
送迎のタイミングが何度か重なり、最初は軽い世間話をする程度の仲でした。
それでも、職種や育児への向き合い方が似ていたこともあり『これから仲良くなれたらいいな』と思っていたのですが......。
たまたまお迎えの時間が被ったある日、A子の息子さんT男が
「この後公園で一緒に遊びたい」
と言い出したのです。
息子も遊びたがっていたので、私たちは一緒に公園へ行くことにしました。
酷すぎる
最初は元気に遊んでいたのですが、1時間後には保育園の後ということもあってかすっかり疲れ切ってしまった息子。
夜は夫の誕生日パーティーもあったため『ここでぐっすり眠られたら困る!』と思い、帰ることを伝えました。
すると、A子からはまさかの非難の声が!
「T男はまだ遊びたいのに」
「ここで帰るなんてかわいそうでしょ」
そうため息をついたA子。
それだけでもびっくりしていたのですが、私の息子がベンチで寝落ちかけていたところを無理に起こしてT男と遊ばせようとまでしてきたのです!
自分勝手!
さらに息子が『もう疲れたの』と泣き出すと、A子はイライラを思いっきり私たち親子にぶつけてくるではありませんか!
「あんたの子どもはすぐ泣くね」
「男の子なのに情けない!」
「将来が不安だわ」
その言葉にとにかく不快感を覚えた私は、A子から息子を強引に取り返して、そのまま帰ってしまいました......。
その後
そこから距離を置くこと10日ほど、A子から謝罪を受けた私。
それでも謝罪の後に『あんなに怒らなくてもいいのに』『結構神経質なのね』と続けて言われた言葉が忘れられず。
息子も私も侮辱された気がして、すっかり嫌気が差してしまいました。
それからというもののA子とは深い付き合いを避け、できる限り関わらないようにしています。
【体験者:30代・女性公務員、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。