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【セリアvsキャンドゥ】ノンフライヤーユーザー必携の「オイルスプレー」価格差5倍の“使い勝手”比較してみた

  • 2025.3.18

セリアとキャンドゥで「オイルスプレー」を発見!

価格は違うが…セリアとキャンドゥの「オイルスプレー」を比較してみた!

オイルスプレーを使っていますか?料理の際の余計な油を減らして、よりヘルシーに仕上げるためによく使われますが、筆者はノンフライヤーで多用しています。このオイルスプレーを100円ショップ、セリアとキャンドゥでそれぞれ発見。価格差が5倍もあったので両方買って比べてみました。

税込み110円で買えるセリアの「オイルスプレー」

セリアで購入した「オイルスプレー」税込110円。ちょうどノンフライヤーを導入した筆者は、なにも考えずに購入しました。

オイルをスプレー状に霧吹きのように噴霧するためのアイテムがオイルスプレーボトルです。オイルをスプレー状に噴霧することで、料理の際にフライパンなどに油をひく際に使用するオイルの量を減らし、健康維持やダイエットに活用されることが多いアイテムといえるでしょう。

しかし、筆者の場合、健康維持やダイエットのためではなく、ノンフライヤーで揚げ物を作るのにオイルスプレーボトルがほしくなりました。ノンフライヤーで揚げ物を作る際には、ノンフライヤー内に並べた食品の表面に油を吹き付けてから、焼き上げるレシピが多いのです。

あまり普及率の高くないノンフライヤーですが、実際に使ってみると、確かにノンフライなのですが、ノンオイルではないことに気が付きます。そして、ノンフライのから揚げといった揚げ物をおいしく仕上げるには、少量のオイルを効率よく、吹き付ける必要があるのです。そこで必要になるキッチンツールがオイルスプレーボトル。

このオイルスプレーボトルは、買おうと思うと想像より高価。インターネットでみてみるとだいたい1000円以上、平均して2000円前後するのです。どのくらい使うかわからないキッチンツールにいきなり2000円はハードルが高いと思っていると、セリアでみつけたのが「オイルスプレー」、なんと税込みで110円です。

直径約4cm、高さが約12.5cmで容量が約75mlと、ちょっと小さいなとは思ったものの、税込110円という価格に負けて即買いしました。とりあえず、使えればよいと考えた訳です。

キャンドゥで出会った「2WAYオイルボトル」税込み550円

キャンドゥで購入した「2WAYオイルボトル」税込550円。かなり本格的な感じです。

とりあえず購入したセリアの「オイルスプレー」を使っていた筆者、インターネットで検索しても、ダイソーやキャンドゥからオイルスプレーボトルが販売されているという情報もありません。そんなある日、日課ともいえるキャンドゥのパトロールの際にみつけたのが「2WAYオイルボトル」、税込み550円です。

100均のアイテムとしては安くはありませんが、安くても1000円程度はするオイルスプレーボトルとしては、かなりリーズナブル。ボトル部分はガラス製で容量も約440ml、直径約8cm、高さ約19cmと本格的なサイズになっています。キャンドゥのリアル店舗ではインターネットには掲載されていないアイテムを発見できるのも魅力です。

また「2WAYオイルボトル」の名前のとおり、レバーをプッシュしてスプレーすることはもちろん、つまみを引いてオイルを注ぐこともできる構造になっています。スプレーオンリーなセリアの「オイルスプレー」とは、異なり2000円クラスのオイルスプレーボトルと同等の機能を持っています。

すでに持っていたセリアの「オイルスプレー」にやや不満があったので、筆者はこの「2WAYオイルボトル」を追加で購入しました。そしてキャンドゥの「2WAYオイルボトル」がセリアの「オイルスプレー」の不満を解決してくれるのか?検証してみました。

ノンフライヤーで使うならどっちがおすすめ?

セリアの「オイルスプレー」でオイルを吹き付けた跡。噴霧されたというよりも、紙にぶつかって飛散したといった感じです。

キャンドゥで「2WAYオイルボトル」をみつけた筆者があまり悩むことなく、税込550円の「2WAYオイルボトル」を購入した理由は簡単。すでに持っていたセリアの「オイルスプレー」に不満があったからです。では、なにが不満だったのでしょうか?

実はセリアの「オイルスプレー」では、スプレーしたオイルがうまく拡散して噴霧されないのです。どちらかというと直線的に噴射されて、食材やフライパンなどに当たった際に飛散するといったイメージ。

これだとフライパンで使用するときなどは問題ないのですが、ノンフライヤーで食材の表面全体にできることなら、まんべんなくオイルを噴霧したいといったシーンでは、食材に何度もオイルを噴霧する必要が出てきます。結果、使用するオイルの量も多くなりますし、まんべんなくオイルを噴霧することが難しいのです。

噴霧してみたら明らかな違いが…!

「2WAYオイルボトル」でスプレーしたオイルの跡。「オイルスプレー」に比べるとオイルが拡散して噴霧されているのが感じられます。これが重要。

そこでキャンドゥで「2WAYオイルボトル」を投入したわけですが、実際にオイルを噴霧してみると、確かにセリアの「オイルスプレー」に比べるとオイルは拡散し、スプレー状になっている印象です。

それでも水を入れて使っている霧吹きなどと比べると、拡散は弱い印象。写真も掲載したのですが「オイルスプレー」と「2WAYオイルボトル」で紙の上にオイルを噴霧した結果を比較しました。ややわかりづらいのですが、テストの結果でも「2WAYオイルボトル」のほうがオイルが拡散して噴霧される傾向です。

そのため、筆者は健康やダイエットのためにフライパンなどで使うだけならセリアの「オイルスプレー」で十分だと感じます。ただし、筆者のようにノンフライヤーで揚げ物などを作る際に使用するならキャンドゥの「2WAYオイルボトル」がおすすめと考えています。

「2WAYオイルボトル」でノンフライから揚げを作ってみた

下味をつけて、ノンフライヤーの内部に並べた鶏肉。これにオイルを吹き付けて焼き上げるとノンフライから揚げが完成するわけです。

ノンフライヤーでから揚げを作るのに、オイルスプレーボトルが重要といってもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。普段、ノンフライヤーを使っていない方なら当然です。それどころかノンフライヤーはノンオイルじゃないの?と思われる方も多いのでは?

そこで、筆者がノンフライヤーを使ってから揚げを作る普段の工程を簡単に説明しましょう。まずはしょうゆやおろしニンニク、酒などでひと口大に切り分けた鶏肉に下味をつけます。下味が付いたら筆者は片栗粉を全体にまぶします。

片栗粉の衣をつけた鶏肉をノンフライヤーに並べます。ここでオイルスプレーボトルが登場。並べた鶏肉の表面にできることなら、まんべんなくオイルを吹き付けます。当然、少量でむらなく吹き付けたほうがヘルシーでおいしく仕上がります。

ノンフライヤーでから揚げをおいしく仕上げる重要なポイントの1つが筆者はむらなく、まんべんなくオイルを吹き付けることだと思っています。

そのため、ノンフライヤーでヘルシーでおいしいから揚げを作るには、オイルを上手に拡散して噴霧できるオイルスプレーボトルが必要というわけです。そのため、筆者は税込110円のセリアの「オイルスプレー」よりも、価格は5倍ですがキャンドゥの「2WAYオイルボトル」をおすすめします。

なお、ノンフライヤーを販売する各社が推奨するレシピで作ったノンフライから揚げは想像以上においしいので、ぜひ1度試してみることをおすすめします。筆者は基本的に自宅で作るから揚げはノンフライヤーで十分と思っているほどの仕上がりです。

(千秋)

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