ラミ・マレックが主演を務めるスパイスリラー『アマチュア』(4月11日公開)。このたび、本作で主人公役を務めるマレック、レイチェル・ブロズナハン、ジェームズ・ホーズ監督の来日が決定。あわせてマレックが来日に際して寄せたコメント、キャスト陣が本作の見どころを明かす特別映像も解禁となった。
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スパイ映画史上最も地味な主人公、殺しは“アマチュア”のCIA分析官が、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった一人で挑む復讐劇を描く本作。本作の主人公は、愛する妻と平穏な日々を過ごすCIA分析官チャーリー・ヘラー(マレック)。しかし、ロンドン出張中の妻がテロリストによって命を奪われたことで全てが一変してしまう。「妻を殺した奴を見つけて、自らの手で裁きを下す」と最愛の妻を殺したテロリストたちへの復讐を誓ったチャーリーはCIAの上官ヘンダーソン大佐(ローレンス・フィッシュバーン)に特殊スパイとしてのトレーニングを志願。チャーリーはCIAにすら予測不能な“彼ならではの方法”で、ヨーロッパ各地に潜むテロリストたちを追い詰めていくが、その裏には驚くべき陰謀が隠されていた。
このたび、主演のマレックとチャーリーの妻であるサラ役のブロズナハン、そしてホーズ監督が来日し、4月9日(水)に行われるジャパンプレミアに登壇することが決定。仲間0、戦闘能力0の“スパイ映画史上最も地味な主人公”を演じるマレックは、アカデミー賞主演男優賞に輝き日本にも旋風を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(18)以来、実に7年ぶりの来日となる。全米公開前にも関わらず来日が決定したマレックは親日家としても知られ、「日本の皆さんにも本作を観てもらえるのが待ちきれません!そしてまた日本に行くのも!!」と熱いメッセージを寄せた。7年前にボヘミアン・ラプソディブームで日本を熱狂に包んだマレックは「日本の観客の皆さんが映画と一緒になって歌っているのを映画館の後ろで見た経験は、忘れられない思い出です」と日本ツアーが自身について特別な経験となったと語っている。
あわせて解禁されたのは、マレック、ブロズナハン、ホーズ監督、ローレンス・フィッシュバーンらが本作の見どころである「新感覚アクション」と「没入感のあるリアルな映像」について熱く語る特別映像。マレックが「弱いと思われていた男が頭脳を武器に戦う」と語るように、本作の見どころはなんといっても“戦闘経験0のアマチュア”による予測不可能な復讐劇だ。主人公のチャーリーが繰り広げる華麗な攻撃は観るものすべてを翻弄し、魅了する。そして没入型のリアリティにこだわりヨーロッパの各都市を渡り歩いての全編ロケ撮影が敢行された本作について、監督は「リアルな空間や手触りを味わえる。大きなスクリーンで観てほしい」とコメント。
“アマチュアスパイ”のチャーリーがアメリカを飛びだし、ロンドン、パリ、マドリッド、イスタンブールなど、ヨーロッパ全土を舞台にダイナミックな復讐劇を展開する本作。手に汗握るアクションと衝撃のストーリーへ期待せずにはいられない。
文/鈴木レイヤ