なにわ男子・長尾謙杜が劇場映画初主演を務め、當真あみがヒロインを演じる映画『おいしくて泣くとき』より、主人公・心也(長尾)と夕花(當真)の心が通じ合う瞬間を切り取った本編映像が解禁された。
【動画】「ひま部」結成シーンを収めた『おいしくて泣くとき』本編映像
本作は、森沢明夫による同名小説を実写映画化した切ないラブストーリー。主人公・心也を長尾謙杜、ヒロイン・夕花を當真あみが演じ、安田顕、美村里江、ディーン・フジオカら実力派キャストが脇を固める。監督を務めたのは、森沢の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』監督の横尾初喜。
幼い頃に母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密とは-。
孤独を抱えた高校生・心也と夕花の、一生に一度の淡く切ない恋が描かれる本作。この度、心也と夕花の距離が近づくきっかけとなる「ひま部」結成シーンを収めた本編映像が到着した。
サッカー部のエースだったが、けがのため部活に参加できなくなってしまった心也(長尾)と、部活に所属していない夕花(當真)は、クラスのみんなに学級新聞の係を押し付けられてしまう。放課後の図書館で学級新聞の制作に取り掛かる2人は「俺たち暇人仲間だね」と、部活動に参加していないことに対して罪悪感を抱く。すると夕花は「私たちで部活をつくるってどう? ひま部。暇な人しか入れないの」と提案。夕花の発言をきっかけに、それまで幼なじみでありながらも距離ができていた2人のぎこちなさがほどけていく―。
暇な人しか入れない「ひま部」の部員は心也と夕花の2人だけ。「私の方が先に暇になったから、私は心也君の先輩ね」と自分が先輩だと主張するにも関わらず、部長を心也に任せる夕花。そして映画を観るなら「ホラー以外」と子どものような回答をしてしまう心也。夕花の無邪気で控えめな性格、心也の正直な性格などそれぞれの人間性が垣間見えると同時に、純粋な2人の密やかな初恋の行方が気になる一幕となっている。
映画『おいしくて泣くとき』は、4月4日より全国公開。
映画『おいしくて泣くとき』本編映像