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「食べるサングラス」になる、目にいい食材は?眼科医が教える、目にいい習慣を伝授!

  • 2025.3.19

最近、手元の文字が見えにくい……そんな変化を感じているなら、ちょっとした習慣を見直すチャンスかもしれません。
じつは、毎日の食事や寝る前のちょっとした行動で、目の健康をサポートすることができるんです。

今回は、眼科専門医・平松類先生のアドバイスをもとに、手軽にできる目にいい食材&寝る時の習慣をご紹介。目の衰えを感じたら、ぜひチェックしてみて!

目の健康をサポートする生活習慣4選

1.軽い有酸素運動で自律神経を整える

軽い有酸素運動は眼圧を下げ、目の老化や眼病の予防になることがわかっています。 おすすめは手軽に始められるウォーキング。 息がはぁはぁとかるくはずむくらいのスピードで、20分ほどを目安に行いましょう。激しい有酸素運動は逆に眼圧を上げてしまうので、注意して。


2.「天然のサングラス」!? 抗酸化成分を含む食材をとる

目にいい栄養素の代表格といえば、抗酸化成分のルテイン。紫外線ダメージを減らす働きがあり、「天然のサングラス」と呼ばれることも。通年で手に入りやすい食材では、小松菜がおすすめです。フルーツなら、ビタミンCとEが豊富なキウィも抗酸化力が高く◎。ほかに、目の代謝を助けるたんぱく質もしっかりとりましょう。

3.眼球を圧迫するうつぶせ寝を避ける

目は体のなかで唯一むき出しになっている臓器で、とても繊細。腕に目を押しつけてうたた寝をしたり、枕に顔をうずめてうつぶせ寝をしたりすると、眼球が圧迫されて眼圧が上がり、眼病のリスクが高まることに。目が疲れたときにまぶたの上から自己流でマッサージするのも、ダメージになるのでやめましょう。


4.寝る前に目を温めて緊張をやわらげる

老眼が進むとピント調節にパワーが必要になるため、目が疲れやすくなります。寝る前に蒸しタオルなどで目を温めると、一日酷使した筋肉の緊張がほぐれ、翌日はピント調節機能が働きやすくなります。ただし、目のかゆみや腫れがあるときは冷やすほうがいいので、温めるのは控えて。


目の健康は、日々の積み重ねが大切。食事や生活習慣を意識することで、目の負担を軽減し、快適な視界をキープできます。
まずはできることから、無理なく取り入れてみてくださいね。

教えてくれたのは……平松 類先生

眼科専門医、二本松眼科病院副院長。的確な診断で全国から患者さんが訪れる。NHK「あさイチ」をはじめとするメディア出演も多く、役立つ情報が満載のYouTubeチャンネル「眼科医平松類」は登録者数29万人以上。著書も多数。

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