高さ、素材、デコレーション、パティシエetc.ウエディング・ケーキのインスピレーションに!
世界のロイヤルレディがまとった【麗しのウエディング・ベール】
キャサリン皇太子妃&ウィリアム皇太子
白&ベージュトーンで統一された8段の伝統的なフルーツケーキは、レスターシャーのパティシエ、フィオナ・ケアンズが担当。ロイヤル・ウエディングのケーキといえば、新郎新婦の背丈よりもはるかに高いサイズ感のものが定番でしたが、キャサリン皇太子妃自らの要望で、高さ1メートル、幅1メートルに。王室の基準からすれば、歴史上小ぶりで控えめなケーキのひとつと考えられています。
キャサリン皇太子妃&ウィリアム皇太子
製作に2カ月の時間を要したこのケーキは、クリームと複雑な白いアイシングで覆われ、花や葉っぱ、夫婦のイニシャルのモノグラムを含む約900個もの繊細なシュガーペーストの装飾が施されて。夫妻はケーキの上2段を将来の子どもたちの洗礼式用に取っておいたそう。
キャサリン皇太子妃&ウィリアム皇太子
ケーキのスライスは、金箔の王家の紋章が添えられたカードとともにオリジナルのグレーの缶の中に収められて。これは午後のレセプションに参列した約650人の親しい友人や家族にプレゼントとして贈られました。
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メーガン・マークル&ハリー王子
イースト・ロンドンにある「ヴァイオレット・ベーカリー」のオーナー兼パティシエ、クレア・プタクが担当。王室のウエディング・ケーキといえば伝統的にフルーツケーキが主流でしたが、春の結婚式の日取りからインスピレーションを得たふたりは、プタクとともによりモダンで軽やかなケーキを考案。生花が飾られた、レモンとエルダーフラワーのスポンジケーキが採用されました。
メーガン・マークル&ハリー王子
王室御用達のパティシエではなく、地域密着型のお店のオーナーのプタクが選ばれたのも異例の選択でした。ふたりは結婚前にメーガンが運営していたライフスタイルブログ「The Tig」内のインタビューがきっかけで知り合いに。彼女のオーガニック素材へのこだわりや、サステナビリティなどについて同じ価値観を共有していたのも選ばれた理由でした。