タンパク質はなぜ重要?
タンパク質の重要性については、すでに多くが語られている。タンパク質は筋肉や皮膚、臓器の形成と修復をサポートし、代謝や免疫系をコントロールする酵素やホルモンの生成を助けるもの。また、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンを調整し、気分や睡眠にも関与するため、女性は特に意識したい栄養素だ。タンパク質が不足すると、ホルモンのバランスが崩れることもある。
目安は「30g」。高タンパク質な朝食レシピ
私は以前、朝食にゆで卵を1個食べることを心がけていたが、それだけでは7gのタンパク質しか摂れない。そこで、より多くのタンパク質を摂取するためにいつものメニューを見直すことに。私は現在、以下3つの簡単なレシピをベースに、その日の気分でアレンジを加えている:
- オムレツ
卵3個とカッテージチーズ1カップで作ったオムレツに、キュウリ、アボカド、トマトのサイドサラダ - ギリシャヨーグルト
全脂肪のギリシャヨーグルト230gに亜麻仁(フラックスシード)、オーガニックベリー、アーモンドバター大さじ1杯をトッピングしたもの - オートミール
インフルエンサーのセリーヌ・ペターセンお墨付きのレシピでは、無糖のアーモンドミルクで茹でたロールドオーツ50gの上に、フォークでつぶしたバナナ半分とシナモン、ベリー(冷凍のオーガニック・ベリーミックスでもOK)をのせ、仕上げにカッテージチーズ230gほど入れるだけ。オートミールにカッテージチーズを混ぜるのに最初は抵抗があったが、この甘さとしょっぱさの組み合わせがクセになると、試した人の多くが気に入っている。
この3種のメニューは、お好みでスパイスやハーブを加えたり、フルーツの組み合わせを変えたりすることでバリエーションが広がるため、飽きがこないのもうれしい。満腹感も続く傾向にある。
1カ月間、朝食で30gのタンパク質を摂取したら……
この1カ月間、朝に30gのタンパク質を摂ることを続けてきたが、活力の向上は1日目から感じることができた。さらに、昼食の時間まで満腹感が持続するため、仕事中の間食も減った気がする。朝にタンパク質を多めに摂取するようになってから、毎日を落ち着いて過ごせている実感がある。
Text: Desireé Oostland Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.DE
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