大東建託は、2019~2024年にかけて、中国地方に住む20歳以上の4万7120人を対象に居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2024<中国地方版>」「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2024<中国地方版>」として発表しました。
本記事では、4万7120人に聞いた「街の幸福度(自治体)」のランキングを紹介します。
2位:山口県玖珂郡和木町
2位は「和木町」でした。和木町は、2024年の1位から順位が変動し、2位となりました。山口県の最東端に位置し、広島県との県境にあります。町域はコンパクトながら、生活利便施設が充実しており、住みやすい環境が整っているのが特徴です。
町内には「蜂ヶ峯総合公園」があり、バラ園やミニSL、ローラーすべり台などが整備されており、住民の憩いの場として親しまれています。また、日本初の石油コンビナートを形成した歴史を持ち、現在も工業の町として発展を続けています。交通アクセスも良好で、山陽自動車道や新幹線の駅、空港へのアクセスが便利な点も魅力の1つです。
1位:岡山県小田郡矢掛町
1位は「矢掛町」でした。矢掛町は、歴史的な町並みが残るエリアとして知られています。町の中心部には、江戸時代の宿場町の面影が色濃く残る建物が並び、観光地としても人気です。
教育環境も充実しており、町内には認定こども園や保育園、小学校・中学校・高校までそろっています。さらに、交通面では国道486号が東西に走り、鉄道も整備されているため、近隣都市へのアクセスも良好です。生活利便施設も充実しており、スーパーや飲食店、医療機関などがそろい、快適な暮らしが実現できます。
文:田中 寛大