1. トップ
  2. 恋愛
  3. 大人になって「役立った学校の科目」ランキング 3位「英語」2位「国語」…1位は“論理的に考える力が身に付く”科目

大人になって「役立った学校の科目」ランキング 3位「英語」2位「国語」…1位は“論理的に考える力が身に付く”科目

  • 2025.3.18
「大人になって役立った学校の科目」ランキング(写真はイメージ)

人材派遣を行うR&G(さいたま市)が、「大人になって役立った学校の科目」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。

調査は2024年12月24日から同月27日、20代以上の全国の男女を対象にインターネットで行われました。計499人(女性327人/男性172人)から有効回答を得ています。

2位は「社会人になってから大切さを強く感じる」科目

全回答者に「大人になって役立った科目はあるか」と聞いたところ、92.4%が「ある」と回答しました。勉強が将来の仕事や日常生活にどういきるのか、学生のうちに想像するのは難しいかもしれませんが、振り返ってみると、学びが無駄ではないと感じる人が多いとうかがえます。

「大人になって役立った科目」3位は「英語」(15.4%)でした。英語を学んだことにより、海外に興味を持ったり、英語関連の仕事を選択したりと、学びが仕事や新たな挑戦につながるケースも多いようで、回答者からは「仕事で英語を話すことがあり、もっと学んだらよかったと思う。基礎はできていたのでそれはよかったと思う」(40代女性)、「英文の指示書などを読む機会があるため」(40代男性)、「中学校までに習った英語の単語や文法は、実は結構使えるもので、海外に行ったときも中学の試験勉強で覚えたセンテンスなどを駆使すれば結構話が通じたから」(50代以上女性)といった声が寄せられたとのことです。

2位には「国語」(25.9%)がランクイン。仕事ではメールや資料作成、顧客とのやりとりなど、正確な言葉の理解や表現が求められる場面が多いため、「社会に出ると、人との対話や会議などの資料作成、物事の進行など多くの場面で『言語化』が求められる機会が増加するため」(20代男性)、「漢字の読み書きや意味は重要だと思う。社会人になってから恥をかかないためにも、ある程度は覚えておいた方がよいと思う」(30代男性)、「文章の読み書きだけでなく、相手の話を理解する・相手に理解してもらえるように話すのに国語の力は必須だと思うから。社会人になってから国語の大切さは強く感じる」(30代女性)といったコメントがあったということです。

そして、1位は「算数・数学」(28.7%)でした。仕事の場面で数学を通じて論理的に考える力が身に付き、それが業務に役立っていると実感している人が目立ち、「いろいろな仕事を経験したが、どの仕事でも数字に基づいた論理的な考え方が重要であり、それは主に数学を学ぶ過程で身に付いたと思うから」(50代以上男性)、「日常の中で計算することは多いので、数字が苦手にならなくてよかった」(30代女性)、「職業柄、科学計算式を使用することが多く、方程式や不等式、微分積分の知識は役立ったと感じています」(50代以上男性)などの回答が集まったとのことです。

調査結果を受け、同社は「実際に社会に出た人々の声を聞くと、国語や数学、英語などの基礎学力が仕事や日常生活で役立っていることが分かります。また、お金の知識やネットリテラシーなど、学生のうち学んでおきたかったという声も多く寄せられました。学校の勉強が将来どのように役立つのかを意識することで、学びのモチベーションを高めることができるかもしれません」とコメントしています。

オトナンサー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる