Text by 井上大輔(編集部)
この冬にセルティックからフランス1部のレンヌに移籍した古橋亨梧。
30歳の日本代表FWには1200万ユーロ(19.5億円)の移籍金が支払われたが、古橋を要望していたホルヘ・サンパオリ監督は彼の加入直後に解任された。
アビブ・ベイェ新監督は古橋を重用しておらず、15日のRCランス戦では弱冠17歳のFWカデル・メイテを先発させている。
『L'Équipe』は、「若きメイデが台頭」と伝えていた。
「サンパオリの要請でセルティックから獲得した古橋は、リーグアン(フランス1部リーグ)で求められる基準に適応するのに苦労している。
ベイェ監督は23歳のFWアルノー・カリムエンドに頼ってきたが、彼もインパクトに欠けている。
指揮官は、解決策を探して、17歳の若手メイテを起用。彼はここ2試合に先発しており、ほとんど模範として扱われている。
『彼は少し無駄をやる選手だが、2007年生まれの選手にとっては当然のこと。彼は闘志とデュエルで道を示している。我々もその調子でいなければならない』」
ただ、ベイェ監督は古橋には適応する時間が必要とも述べている。
その得点感覚は間違いないだけにフランスでの覚醒に期待したい。