人間同士、相性の良し悪しはあるものですが、何も悪いことをしていない子どもをあからさまに差別するのは間違っていますよね。親だけでなく、子ども自身もその違和感に気づき、距離を置くことも……。今回は、孫をえこひいきしていた義父母が、結果的に孫たちから嫌われてしまったエピソードをご紹介します。
「なんで妹にはくれないの?」
「義父母は、うちの兄妹のうち兄ばかりをかわいがり、妹のことはほとんど無視。明らかに態度が違うのが分かるくらい、兄にはプレゼントをあげたり、お小遣いを渡したりしていました。
そんなある日、義父母が兄にだけプレゼントを渡したときのこと。兄はプレゼントを手に取りながら、『なんで妹にはくれないの?』『かわいそうだよ』とポツリ。兄にとって妹は大切な家族ですし、不公平な扱いが腑に落ちなかったのでしょう。
義父母は『これはお兄ちゃんへの特別なプレゼントだから』と苦し紛れに言い訳しましたが、兄は納得できず、それ以降、義父母と距離を置くようになりました。もちろん、もともと冷たくされていた妹も義父母には懐かず……。結果的に、二人の孫どちらからも嫌われることになったのです」(体験者:30代 女性・会社員/回答時期:2024年12月)
▽ 「かわいい孫と仲良くしたい」という気持ちがあったとしても、一方だけをえこひいきすれば、いずれ子どもたちにも見抜かれます。兄妹は対等な存在だからこそ、大人も公平に接するべきですよね。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。