Text by 井上大輔(編集部)
スコットランド王者のセルティックでゴールを量産している前田大然。
27歳の日本代表FWは今季全コンペティションで28ゴールを叩き出しており、リーグ年間MVPは間違いなしとされている。市場価値も1100万ユーロ(18億円)に上昇した。
前田とセルティックとの契約は2027年まであるものの、今夏のステップアップ移籍も噂になっている。
本人は『Sky』のインタビューで「あなたはとても落ち着いているように見えるが、他の選手の退団を目にして、セルティックは長期的なものととらえているのか」と聞かれると、こう答えたという。
「うーん、分かりません。難しい質問ですね。ここにいる間は常にセルティックのために戦い、プレーしたいです。このチームのために集中してプレーしたいです」
「特に取り組んでいることはありません。ただ、取り組んできたことが、いま数字として成果を上げています。 少なくとも、プレーする自信は大いにありますし、それが一番の理由だと思います。
僕にとっては、アシストやゴールよりもそれ(仕事量)のほうが大事。どれだけゴールやアシストをしても、ハードワークしなければ、自分にとってはよくありません。だから、僕にとってはそれが大事だと思います」
日本人トリオが活躍してきたセルティックだが、古橋亨梧が今年1月に退団。
旗手怜央にも今夏の移籍が浮上しているが、前田は去就について明言を避けたようだ。