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「広い世界って…」おしゃれに対する自分の意見を熱弁する母。娘は本心を話せないまま…話し合いは?<私の人生は私のモノ>

  • 2025.3.18

今年で41歳になるマサミさんは、夫・タツオミさんと中学3年生の娘・ルナさん、小学5年生の息子・ライトくんの4人家族。雑誌の編集を生業とし、仕事と家庭を両立しながら、毎日平和に暮らしています。しかし、マサミさんは最近、母親になっておしゃれを諦めたことに悩んでいます。マサミさんがおしゃれを我慢しているのは、実はルナさんのためでした。おしゃれに興味のないルナさんは、「親なんだからしっかりして」とマサミさんのファッションを真っ向から否定。マサミさんのファッションについて同級生からからかわれることもあるようです。しかし、それを知らないマサミさんは自分らしさを取り戻したいと、タトゥーや舌ピアスなど我慢していたおしゃれを次々に解禁。反対し続けるルナさんと喧嘩になってしまって……。

広い世界を見渡してみて!

なんで私が派手だと恥ずかしいの!?
娘の考えが理解できない……。

マサミさんの部屋を訪ねるルナさん。
「なんでおしゃれが嫌なのか」と、マサミさんに尋ねられるルナさんですが、「学校でからかわれているから」とは言えず、「大人なのに派手なおしゃれをするのは変だから」と答えます。


しかし、マサミさんは「大人だから自由におしゃれができるんだ」と諭したうえで、ルナさんが何を言ってもおしゃれはやめないから受け入れてほしいと言うのです。


本当の理由を隠したルナさんは、目前に控える卒業式にはマサミさんになんとしても普通の格好で参列してほしいと願うのでした。

マサミさんの言うことは間違いではありませんし、外見で人を判断することはあってはなりません。
一方で、マサミさんは広い外の世界ばかりに目を向け、一番身近な家族がどんな世界で生きているかを理解できていないようにも思えます。
どちらの気持ちもわかるからこそ、ジレンマを感じてしまいますね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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