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<薬屋のひとりごと>令和七年神田祭発表会見に大塚剛央が登場 神田祭とのコラボが決定

  • 2025.3.17
神田祭と「薬屋のひとりごと」のコラボが決定 (C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

【写真】令和七年神田祭発表会見に登場した大塚剛央

日向夏の小説を原作とするテレビアニメ「薬屋のひとりごと 第2期」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系/ディズニープラス・Leminoほかで配信)が放送中。3月17日に令和七年神田祭発表会見が開催され、壬氏役・大塚剛央が和装で登壇した。

後宮謎解きエンターテインメント「薬屋のひとりごと 第2期」

シリーズ累計3800万部突破の本作は、毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏が宮中で巻き起こる、さらなる難事件へと挑んでいく後宮謎解きエンターテインメント。

第2期では、玉葉妃の妊娠判明により、後宮内に渦巻き始める暗雲。そして壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件。謎がさらなる謎を呼び、猫猫と壬氏をさらなる難事件が待ち受ける。

「薬屋のひとりごと」より (C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

神田祭と「薬屋のひとりごと」のコラボが決定

晴天の中、千代田区の区長・樋口高顕、神田明神禰宜の岸川雅範、大塚剛央が登壇し、その後行われたコラボ発表会見では、令和七年神田祭の概要と「薬屋のひとりごと」とのコラボの発表が行われた。

はじめに登壇した樋口千代田区長は、日本三大祭のひとつである神田祭と千代田区との関係性について触れ、千代田区民にとっても江戸由来の祭礼文化である神田祭は誇りでありシビックプライドであると説明。そしてサブカルの聖地・秋葉原のある神田明神らしい取り組みである「薬屋のひとりごと」とのコラボについて、区長自身も第1期からアニメを見始めたと明かし、「秋葉原の氏神様である神田明神らしいなと思っております。千代田区といたしましては、こういった御祭礼は地域コミュニティの求心力になっていると感じております。祭礼を通じて地域コミュニティが結束を高めていくという意味もあると思っています。私も本年の神田祭を楽しみにしています」と話した。

続いて登壇した神田明神の岸川禰宜からは、二年に一度、一週間にわたり行われる神田祭についての由来や概要の説明が行われた。そして、平成11年頃よりはじまったアニメ作品とのコラボについて、漫画、アニメとの親和性の高い神田明神ならではであるとの説明がされ、岸川禰宜より令和七年神田祭が「薬屋のひとりごと」コラボすることが発表、合わせて巫女衣装に身を包む猫猫・小蘭・子翠、そして神田祭を楽しむ壬氏・高順が神田明神の境内に集合した描き下ろしコラボビジュアルが公開された。

大塚剛央が神田祭の思い出を語る

その後、着物に身を包んだ大塚が登壇。大塚は「(着物姿は)身が引き締まりますね。素敵な機会をいただきありがとうございます。(神田明神は)通っていた声優養成所がお茶の水にあり、当時、年に1度の審査のたびに初詣も兼ねて神田明神にお参りに行くというのを、同じ養成所のクラスメイトと行っていたので、こうやってイベントで来ることができてとても嬉しいです」と神田明神での思い出を語った。

神田祭とのコラボにあたり解禁されたコラボビジュアルについては「壬氏や小蘭は、こういったコラボは楽しんでやるタイプで、それぞれキャラクターの性格が見えるんですが、今回は猫猫が珍しくにこやかで素敵だなと思いました」と感想を述べていた。

岸川禰宜は「最近は、アニメとのコラボも毎回実施させていただいているので、氏子の皆様から今年はどのアニメとコラボするの?とよく聞かれます。千代田区の観光協会に今回の「薬屋」とのコラボを伝えると、すごく盛り上がっております。秋葉原があるというのは神田明神にとってもアニメを受け入れる素地があるといいますか、満を辞して『薬屋のひとりごと』とのコラボが実現したという感じですね」と話した。

会見ではコラボグッズも解禁となり、コラボビジュアルを使用した缶バッチや再生アクリルを使用したアクリルスタンドや、持ち塩、御朱印帳、豆菓子などが紹介された。コラボグッズは、3月22日(土)より神田明神文化交流館1F、そして3月22日(土)よりオンラインにて販売が開始する。岸川禰宜は「明治神宮では再生アクリルの感謝祭を行なっていまして、今回のコラボにつながるご縁もその感謝祭でいただいたものです。本日、大塚さんともご縁をいただきました。こういったご縁をいただけるのが神社だと思いますので、そういった意味で今後もコラボを進めていきたいと思います。神田祭でまたお会いしましょう」と挨拶した。

神田祭と「薬屋のひとりごと」のコラボが決定 (C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

大塚剛央「何度も見返したくなるような仕掛けがたくさん」

話は間も無く第2期2クール目を迎える「薬屋のひとりごと」について展開。大塚は2期の反響について「第1期に引き続き、第2期も盛り上がっていて反響を肌で感じています。放送時間も変わり、より多くの皆様に楽しんでいただけているじゃないかなと思います。油断していたら見逃してしまうような、何度も見返したくなるような仕掛けがたくさんありますよね。まだ明らかになっていないことが多いですが、さりげない伏線の貼り方をしているのでこの後の展開も楽しんでいただきたいです」と物語が後宮の闇の核心に迫っていく描写についても語った。

これまでの放送でのお気に入りシーンを聞かれると第7話「選択の廟」を挙げ、「壬氏としても大事な話ですし、アニメで見た時に音楽や芝居、スタッフ皆さんの力が結集したお話になっていました。劇場版みたいなクオリティで、最後は鳥肌が立ちました」と話した。

大塚剛央が語る今後の見どころ

これからの放送に向けては「皆さん考察しながら見てくださっていると思うのですが、まだ語られていない部分がたくさんありますし、壬氏が伝えられていない秘密、それを踏まえて猫猫との関係がどうなっていくのかは見どころです。原作をご存知の方はこの先の展開も分かっていらっしゃると思いますが、アニメで色・音・芝居が付いてより浮かび上がってくるもの、スタッフ一同そこを練り上げて作っている作品なので、1カット1カット見逃さずに楽しんでいただければ」と挨拶。

最後に、会見の締めとして「今回の神田明神さんと『薬屋のひとりごと』のコラボを通じて、相乗効果で良い方向に向かっていただければ関わっているものとしては、こんなに嬉しいことはないなと思いますし、またこんなコラボがあったら嬉しいなと思いますので、僕ももっと沢山の方に知っていただけるよう、良い作品を届けられるように、引き続き頑張って作品作りに向き合っていきたいと思います。何より皆さんにこのコラボを楽しんでいただけたらと思っております」と挨拶し、幕を閉じた。

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