Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)
DF常本佳吾が所属するスイス1部セルヴェットとキットサプライヤーのadidasは13日、クラブ創設135周年を祝う特別なユニフォームを発表した。
Servette 2024-25 adidas 135th Anniversary
セルヴェット 2024-25 adidas 135周年記念 限定ユニフォーム
常本も着用モデルを務めた135周年記念ユニフォーム。色はクラブ伝統のガーネット(ディープレッド)を基調とし、シャツにはピンストライプを透かしであしらう。スタイリッシュかつ上品なデザインの一着だ。
通常のユニフォームは胸や鎖骨部分にスポンサーロゴを付けるが、今作ではクラブの歴史に敬意を表し、全てのスポンサー企業がロゴ掲出を見送ったという。
背面の肩部分には、誕生から135周年を祝した数字のロゴマークを配する。
セルヴェットは1890年3月20日にスイス西部ジュネーヴ州の州都ジュネーヴで誕生。スイス・スーパーリーグ優勝17回を誇る名門だ。ちなみに今季はここまで首位を快走中。
シャツの前面にピンストライプと共にデザインされた細かな模様は「鷲」と「鍵」。どちらもホームタウンであるジュネーヴの旗と紋章に描かれている。また、エンブレムは通常のものではなく、伝統を感じさせるクラブ最古のデザインを採用となった。
このユニフォームは、クラブ創設日に最も近い16日のホームゲーム(イヴェルドン=スポールFC戦)で着用。残念ながら試合は2-3でセルヴェットが敗れている。なお、常本はフル出場を果たした。
135周年を祝う特別ユニフォームは、創設年と同じ1890着の数量限定でクラブのオンラインストアにて販売中。同時に発売された135周年記念コレクションアイテムも要チェックだ。