お財布の形が“世代”で違う?
LINEヤフーが運営する「LINEリサーチ」が、「普段使っているお財布のタイプ」についての調査を行い、その結果を発表しました。調査は、2025年2月5日~2025年2月7日の期間、日本全国の15歳~69歳の男女5255人を対象に行われました。
普段使っているお財布のタイプについて、全体では「長財布」が約5割で1位となりました。2位は3割台後半で「二つ折り財布」でした。
年代別にみると、「長財布」は年代が上がるほど高くなる傾向があり、30代では約5割、40~60代では5割を超える人が長財布を愛用しています。特に40代以上の女性では、6割台と高くなっていました。
「二つ折り財布」は10~20代では4割台と他の年代より高く、1位となりました。30代以上では3割台で2位と年代による違いがみられました。
「三つ折り財布」も、年代が若くなるほど割合が高い傾向がみられます。特に10代女性では4割強の高さで1位となり、20代女性でも3割強で2位でした。
「コインケース(小銭入れ)」は、60代で約2割とやや高めの割合になっています。
性別に違いはあるのでしょうか。男女ともに1位は「長財布」でしたが、男性では、1位「長財布」と2位「二つ折り財布」の差が女性より小さく、それぞれ4割台でした。
お財布の中身も“世代”で違う?
次に、お財布の中身に、性別、年代で違いがあるのでしょうか。お財布を使っている人に、現金(硬貨、紙幣)を除いて、普段お財布の中に入れているものを聞きました。
全体では、「クレジットカード」が7割強で1位でした。2位以降は「ポイントカード」「免許証」「保険証」「キャッシュカード」が5~6割台で続きました。
年代別にみると、10代と20代以上でランキングに違いがみられます。まず、20代以上では、すべての年代で「クレジットカード」が7割を超えて1位ですが、10代では「レシート」が約6割で1位でした。
10代では「学生証」「プリクラ」「交通系ICカード」が、ほかの年代と比べて高い割合でランクインしています。10代女性では「レシート」が6割台半ば、「プリクラ」が4割強と高くなっていました。また、10代は「おみくじ」が8位に入っており、ランキング外ではあるものの、20代でも他の年代より高い割合でした。
20~30代では「免許証」「保険証」、40代では「免許証」「ポイントカード」がそれぞれ6割超、50代以上では「ポイントカード」「キャッシュカード」が5~6割超でTOP3に入りました。また、「マイナンバーカード」は20~30代で約5割ですが、40代以上では約4割に下がります。
男女別にみると、「ポイントカード」「クーポン券/割引券」「レシート」「商品券」は女性のほうが高い割合でした。「ポイントカード」は特に40代以上の女性で7割台半ばと高くなっていました。
(LASISA編集部)