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優等生の女子高生が、ライバル視していた女子生徒に好かれる百合漫画に「ニヤけた」の声【漫画】

  • 2025.3.17
『ライバルだと思ってたやつが自分のファンだった話』より 画像提供/小楼ひなさん

【漫画】絵が上手な女の子が何でもできる優等生女子にアプローチ…「健気でかわいい」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『ライバルだと思ってたやつが自分のファンだった話』をピックアップ。作者である漫画家の小楼ひなさんが、2025年2月21日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、4000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では小楼さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

ライバルだと思っていたのに…

『ライバルだと思ってたやつが自分のファンだった話』より 画像提供/小楼ひなさん

伊豆四葉は、教室で席に座りながら「負けたくない相手がいる」などと、ライバルのことを考えていた。すると、背後から「シ、シロさん!?」と声が聞こえる。

続けて「わたしっ」「あなたの大ファンなんです!」と声をかけてきたのは、伊豆がライバル視していた、菊池向日葵だった。

伊豆は、小さい頃から基本的に何でもそつなくこなせるタイプ。体育も音楽も美術も何でもできた。“好き”などの感情は関係なく、“できる”というだけだった。

ある日、「えー校内賞美術の部で入賞した一年生は」という先生からの発表に、窓を眺めながら「どーせまた私だろ」と余裕そうな態度でボーッとしていた伊豆。

しかし、先生が読み上げたのは「c組の菊池向日葵さん」と伊豆の名前ではなかった。思いもよらぬ展開に、「は…」と伊豆は驚きを隠せない。

菊池の絵を見た時に「天才だ」と思った伊豆。菊池が描くダイナミックで、自由で好きが伝わってくるような絵は、自分には描けないと感じていた。

もっと自分も菊池に適うように描きたいと思っていた伊豆。そんな中、目の前で菊池はペラペラペラと伊豆絵の魅力を語り始めて…。

この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「めっちゃ好き」「向日葵健気でかわいい」「続きが気になりすぎる…」「ニヤけた」など反響の声が多数寄せられている。

注目ポイントは、人間味溢れる豊かな表情

『ライバルだと思ってたやつが自分のファンだった話』より 画像提供/小楼ひなさん

――『ライバルだと思ってたやつが自分のファンだった話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

数年前からこの2人の短編漫画を何本か描いていたことから、出会いからリメイクして漫画にしたいと思い創作しました!

――伊豆さんの絵の魅力を、キラキラした表情で“ペラペラペラペラ”と語る菊池さんの姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

ありがとうございます!私も素直に好きを伝える向日葵ちゃん(菊池さん)の表情をこだわりました。好きがはっきりしていて伝えられる向日葵ちゃん(菊池さん)と好きを模索していく四葉ちゃん(伊豆さん)の対比を描いていきたいと考えているので、そこに注目してほしいです!

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

17ページ目で、お互いに実力を尊敬しつつ感情がすれ違っている様子を描けた為気に入っています!

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

様々な漫画やアニメを見て自分の好きな関係性を探ったり、描きたいワンシーンを思いついてからストーリーを考えています!

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

人間味溢れた表情が好きなので、意識して豊かな表情を描くことを心がけています。細かい眉毛の角度や口の形にも注目して欲しいです!

――今後の展望や目標をお教えください。

この2人の漫画を個人連載として描き続けていきたいと考えています!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつもありがとうございます!読んでくださっていること、コメントをくださることで描き続けるモチベーションとなっています!また読みたいと思える漫画をこれからも描き続けていくので、待っていていただけると嬉しいです!

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