【漫画】育児を甘くみた夫に妻の鉄槌がくだる…能天気夫の所業に読者から「クズすぎ」と反響続々
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は2025年1月25日にX(旧Twitter)に投稿された『夫が育児をなめくさってる件』をピックアップ。
作者のくまおさんがX(旧Twitter)に本作を投稿されたところ、3千件を超える「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、作者のくまおさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
能天気夫が帰宅すると妻が…
いちろうは31歳の会社員。愛する妻(かおり)との間に愛娘(こはる)が生まれたばかり。育休に入る前の業務に追われ、ここ数日会社に泊まり込んで仕事を片づけている。ようやく仕事が片付き、いちろうは晴れやかに愛する妻と娘が待つスイートホームへ帰宅した。
「おかえりなさい」と笑顔で迎えてもらえると思ったいちろうだったが、そこにいたのはボロボロの状態で育児をするかおりの姿。初めての育児で右も左もわからないなか、かおりは睡眠不足と戦いながら必死に娘をワンオペで育てていたのだ。一方のいちろうは疲れ切ったかおりを見て要領が悪いのかな…なんて思う始末。果たして2人の関係は改善されるのか…育児を舐め切っている夫の姿に読者から「夫やばすぎ」「一歩間違えば刃傷沙汰だよ」「産後1ヶ月はあかん!」など多くの反響が寄せられている。
作者・くまおさん「当時の事を思い出しながら描きました」
――『夫が育児をなめくさってる件』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
長女が産まれたとき何もかも初めてで、妻にも子供にも迷惑をかけてしまいました。これってきっと新米パパあるだよな…と思いました。
それを誇張させたキャラクターとして”育児なめくさり夫”が生まれました。
――本作のなかで特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
物語の最初の方で、育休を取り忘れて1ヶ月近く帰って来なかった夫と、産後すぐにワンオペ育児をする事になった妻が対峙するシーンです。
怒り、疲労、悲しみ、ストレス…様々な感情でブチギレてる妻の様子はこのマンガの肝だと思っていたので描いてて力が入りました。結果的に多くの読者さまの共感を得られたので安心しました。
――くまおさんはエッセイ漫画をはじめ、身近なテーマを漫画作品にされていますが、本作でもご自身の経験を参考にした点があればお教えください。
夫が赤ちゃんのお世話に奮闘するシーンは実体験がベースになっています。
粉ミルクを作る時に人肌って何度⁈と戸惑ったり、寝かしつけが全然うまくいかなかったり、お風呂で溺れないように気をつけたり、当時の事を思い出しながら描きました。
――今後の展望や目標もお教えください。
元々は週刊雑誌での連載を目指していたので、とにかく漫画をどんどん描いていきたいです。
そして多くの方に楽しんで頂き、いつか自分の漫画がアニメや実写になったら嬉しいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
自分はずっと少年マンガ家を目指して少年マンガばかり描いていました。
結果が出ずに悩んでいた時に、日常ブログマンガという物を知り挑戦することにしました。畑違いの作品を描くにあたり不安でしたが、今では多くの方に読んで頂けるようになり、読者の皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。
これからも様々なマンガを描いていきますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです。