【写真】芳根京子“まどか”をお姫様抱っこで運ぶ鈴木伸之“菅野”
芳根京子が主演を務める火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の最終話が3月18日(火)に放送される。同作は、水谷緑の「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA)を原作にした研修医の成長物語。
「お医者さんだって、幸せになりたい!」と願う主人公が、働き方改革で変わりゆく令和の医療現場で「研修医はお客さま」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師らの試練に立ち向かい、同期の仲間と励まし合って、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描く。
イマドキ研修医が人生と向き合う、笑えて泣ける新しいお仕事ドラマ
芳根が演じるのは、医師1~2年目のイマドキ研修医・若月まどか(わかつき・まどか)。そして、まどかの最初の研修先となる外科の指導医・菅野尊(かんの・たける)を鈴木伸之、まどかの医学部時代からの同期でよき仲間である研修医・尾崎千冬(おざき・ちふゆ)を高橋ひかる、同じくまどかの医学部時代からの同期の研修医・五十嵐翔(いがらし・しょう)を大西流星(なにわ男子)が演じている。
また、同期の中で最年長の研修医・桃木健斗(ももき・けんと)役に吉村界人、まどからとは違い女子医大出身の同期研修医・横川萌(よこかわ・もえ)役に小西桜子が配役。
さらに、まどかの成長に多大な影響を与える厳しくも頼れる先輩医師役の佐藤隆太、木村多江、赤堀雅秋、溝端淳平、板倉俊之、森カンナ、まどかの大学の先輩で外科専攻医役の堀田茜、まどからの一つ上の研修医役の佐野弘樹、岩男海史、まどかの恋人役の渡邊圭祐、泌尿器科の医師であり診察部長役の奥田瑛二らが脇を固める。
そして、まどかが憧れる天才外科医・ドクターKの声を大塚明夫、その助手・Q太の声を大谷育江が担当している。
これまでの放送では――
まどか(芳根)らつぼみ隊の、長いようで短かった研修医期間がもうすぐ終わりを迎えようとしていた。すでに、桃木(吉村)と萌(小西)は進路を決めていたが、千冬(高橋)と五十嵐(大西)はどの科に進むか答えを出しきれずにいた。
まどかは外科を専攻しようと思う一方で、菅野(鈴木)が病院を離れると聞き心が揺れる。そんなまどかに、研修先の麻酔医で菅野の同期でもある本郷新(溝端)は、ある助言をする。
そんな中、院内のゴシップに詳しいベテラン患者の橋口健太(森田哲矢)が、腎臓がんで再び入院してきた。橋口は、何度も入院する中で自暴自棄になり、今回の手術を拒否。自分を励まそうとするまどかや五十嵐のことも避けるようになってしまう。
まどからは、「なんとか橋口に手術を受けてもらいたい」という一心で橋口にとってのドラマを作ろうと考える。ある時、角田茂司(奥田)の患者ノートのことを思い出したまどかは、橋口への励ましのサプライズを思いつく。
秋になり、悩みながらも最後のローテーションに外科を選択したまどか。そんな時、菅野が引越しの手続きのために、古花島から一時的に戻ってくる。
最終話では――
角田が運び込まれ、膵臓がんと診断された。幸いステージ1のため手術をすれば助かると聞くが、不安が拭えないまどか。そんな中、角田は手術の執刀医に離島から一時的に戻っていた菅野を指名する。
菅野は、経験を積むまたとないチャンスと西山正樹(赤堀)らに激励され一度は承諾するが、難易度の高い手術な上、患者が角田というプレッシャーから、執刀医を変更してほしいと申し出る。まどかはそんな菅野を奮い立たせようと声を掛ける。
そして迎えた角田の手術直前、救命救急のホットラインに工事現場の事故の一報が入る。重症患者が多数いる中、受け入れを決断する城崎智也(佐藤)は、角田を手術する菅野のチームにある判断を伝える。
一方、まどかは、末期の肝臓がんで入院している吉岡稔(金田明夫)の死への恐怖が少しでも拭えるように気遣っていた。そんな矢先、角田が倒れたことで、医師不足により清桜病院が危機に陥っているといううわさが流れる。
それを聞いたまどかは、病院に何か恩返しができないかとつぼみ隊に相談し、病院を盛り上げようと計画を始める。そんな後輩たちの姿を見て、手塚冴子(木村)、西山、城崎は、病院を支えるための決断を下す。
さらに、ドクターKの秘密が明かされ、さまざまな思いを胸に、まどかはついに科を選択する。
命と向き合う医療従事者たち、それぞれが選ぶ人生とは――
公式HPなどで公開されている予告動画では、「そうですか、がんがありましたか…」とつぶやく角田や、「生きていくのは大変だな」と声を振り絞る吉岡、「自分は一人じゃないって感じてもらう、それが私たちにできること」と諭す冴子など、命と真剣に向き合う人々の姿が描かれている。
また、「あと半年で科を決めなきゃいけないんです」と進路に悩むまどかや、各科で懸命に自分の役割を全うする千冬、五十嵐、桃木、萌らつぼみ隊の姿も。
一方で、まどかと菅野が至近距離で見つめ合ったり、まどかが「あのときから、私は逃げないことだけ決めました」と菅野に強く訴える姿なども映し出されている。
最終話放送を前に、SNS上では「最終回寂しすぎて終わってほしくない」「とても素晴らしいドラマでした」「前向きになれるのがこのドラマの魅力」「もうロスってる」「みんなどんな選択をするのかな」「まどかと菅野先生が結ばれますように!」といった声などが上がり、話題となっている。
火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」最終話は、3月18日(火)夜10:00よりTBS系にて放送。
※高橋ひかるの高は正しくは「はしご高」