【妊活】に縛られている女性→「やめたいのにやめられない」葛藤し続けた結果

不妊治療経験者の、ぺ子（@pntmaster）さん。不妊治療や妊活などの体験談を漫画にし、Instagramやブログなどで発信しています。

不妊治療をするものの、なかなか結果が出ないりなさん。家族連れを見るだけで辛い気持ちになったり、周囲に当たってしまったりすることを同僚に相談します。

その気持ちが理解できないという同僚は、「私だったら…治療を休むか、夫婦2人だけでもいいって思っちゃうかも」と言い…？

結果が全く出ない世界

不妊治療を始める前までは、自分も周囲の同僚たちと同じような考え方だったと気づいたりなさん。綿密に計画を立て、十分な貯金もあり、夫ともきちんと話し合える関係だから大丈夫――そう思っていたそうです。しかし、実際に結果が出ない状態が続くと、感情は大きく揺さぶられ、「人が変わってしまうかもしれない」という怖さを、身をもって感じるようになりました。

常に「子ども」「妊娠」のことが頭から離れない日々は、まるで“妊活”に生活が縛られているかのよう。それまで特別子どもが欲しいと思っていたわけではなかったものの、「子どもは、いつか自然にできるもの」と思っていた分、うまくいかない現実に不安を募らせてしまったのです。

それでも、妊活をやめるという選択はできず――そして迎えた五回目の移植。ついに、念願のお子さんを授かることができました。

結果が見えない焦り、治療費がかさむ経済的な不安、そして心身の負担。それらが複雑に絡み合い、自分でもコントロールできない感情に苦しむこともあるでしょう。「やめたいのにやめられない」という葛藤に悩む方も少なくありません。だからこそ、りなさんが粘り強く治療を続け、赤ちゃんに出会えたことは、心から喜ばしいことですね。同じように悩んでいる誰かの希望にもなっているはずです。

※実体験をもとにした創作漫画です
Instagram：ぺ子（@pntmaster）
ブログ：ぺ子（ぺ子の妊活まんが）